内容説明
阪急・京阪・近鉄(大鉄・大軌)・南海・阪神。電鉄会社が昭和初期、ターミナル駅に設けた百貨店の特長と経営戦略。
目次
第1部 ターミナル・デパートの誕生(阪急マーケット―鉄道会社がつくった小売店;阪急百貨店の大規模化とターミナル・デパートの特質)
第2部 鉄道とデパート経営(京阪デパート―白木屋の影響を受けた経営;大鉄百貨店―現、あべのハルカス近鉄本店;大軌百貨店―現、近鉄百貨店上本町店;阪神の百貨店構想;地下鉄と百貨店)
第3部 沿線培養の諸方策―教育事業と観光客誘致(昭和初期、大阪の百貨店女子店員とその養成;電鉄系百貨店の女子商業学校―店員養成と乗客増のために;観光整備と情報発信)
著者等紹介
谷内正住[タニウチマサユキ]
1965年7月兵庫県生まれ。1995年3月近畿大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。現在、近畿大学通信教育部、経営学部、非常勤講師、毎日文化センター講座「関西の鉄道史」講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。