内容説明
初夏は石楠花に新緑、梅雨期には紫陽花、冬には雪深き庭園を折にふれて撮影。早春の梅や椿に始まり、木蓮、連翹、初夏のサツキ、雪の下、初秋には、萩、秋海棠、彼岸花など一年中絶えることのない花々、様々の年中行事や法要がとらえられている。
目次
御殿門―枝垂桜
玄関前庭―山桜
花頭窓より玄関前庭―春
往生極楽院―春の訪れ
宸殿―朝の勤行
金色不動堂―紅梅
春爛漫―金色不動堂そば
辛夷
紫木蓮
猩々袴〔ほか〕
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景に取り組み、撮影を続ける。また日本の伝統文化を深く見つめ、エディトリアル部門で作品を発表し続け現在に至る。2000年に水野克比古フォトスペース“町家写真館”を開設、一般公開する。2002年、Fore Word Magazine主催、Fore Word 2002 Book of the Year AwardのHome & Gardenの部門で、Landscapes for Small Spaces(『坪庭』)が金賞を受賞する。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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