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東京ファイティングキッズ・リターン―悪い兄たちが帰ってきた

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862380340
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

ともに1950年生まれ、筋金入りの団塊世代で元全共闘、現在文武両道学者&経営者の二人による、無手勝琉ダイアローグ・エッセイが帰ってきた。ニート・フリーター問題も、市場至上主義も、ナショナリズムも、グローバリズムも、まとめて「ぱあん」とお説教。老いや成熟とは無縁、いつまでたっても「転がる石」の生き方を貫く「悪い兄たち」の声に、いまこそ耳を傾けよ。

目次

正しさは誰が判断する?
第三者、エロス、時間
自由という神話、成長という物神
詩と反復
言葉に対する敬意と慎み深さ
エクリチュールの魔
キャリアという自己商品化
常識と陰謀
非決定問題について
ブリコラージュ的知性について〔ほか〕

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論

平川克美[ヒラカワカツミ]
1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。99年、アメリカ・サンノゼ市にビジネスサポート、インキュベーションを主業務とするBusiness Cafe,Inc.を設立。現在、同社CEO。2000年、ビジネスカフェジャパンを設立、現在、同社社長。2001年、リナックスカフェを設立、現在、同社社長。立教大学大学院ビジネスデザイン科アドバイザリーボードも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

1
今の世の中、発達障害的だと思った。2011/01/28

13km

1
なんだかものすごく大きな重い球を投げ合っているキャッチボールのようなお二人の会話のやりとりを聞いてるようで実は何について会話が進んでいるのかよくわかりませんでした。2013/01/31

ゆき

1
他の本とは一線を画す。独特な流れに圧倒されてしまった。互いを認めながら話を進めていくところに心地よさを感じた一冊。2010/05/18

amanon

1
相変わらず深くうなずいてしまうところ、目から鱗が落ちる思いのするところのオン・パレード(?)。確かに、他の内田氏の著作ですでに目にしたような文章がかなりの割合を占めるとは言え、そこはそれ数十年来におよぶ平川氏に向けてのメールと言うことで、別の魅力を帯びてくるので、その点はさして気にならない。とにかく低迷・混迷を極める昨今にあって、この二人の「悪い兄貴(?)」発言には大いに耳を傾けるべき。2009/03/10

なおみ

0
批判的態度を取ると、ついつい自分のことを勘定に入れずに話してしまう。知識や情報を駆使して、あれこれ理屈をつけるのは簡単だから。でも、その思想は本当に自分の拳に託すことができるのか?脳は膨大な量の知識をストックすることができる。でもそれを引き受ける身体は有限である。限りある身体で責任を持つことができる思想なのかという問いかけを自分にし続ける気持を忘れちゃいけないと気付かされた。2013/03/17

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