金融危機後の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861822520
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C0033

出版社内容情報

『21世紀の歴史』で予見したジャック・アタリによる緊急執筆! 世界は、金融資本主義を制御できるのか?

「アタリは、ブリリアントかつ挑発的に、金融危機後の世界を見通す。世界のすべての指導者が読むべきである」ヘンリー・キッシンジャー
「緻密な現実分析と歴史を見通すダイナミズム。欧州最高の知的成果の一つである」アルビン・トフラー

「サブプライム破綻」、「世界金融危機」を、前著『21 世紀の歴史』で予見し、世界がその発言を注目するジャック・アタリ。日本でも、特別番組『ジャック・アタリ緊急インタヴュー』が、NHK総合で二日連続放映(09年5/4-5)され、大きな話題を呼んでいる。本書は、危機に至った世界経済を緻密に分析し、それを800年に及ぶ資本主義の歴史から壮大なスケールで比較検討し、金融危機後の世界の見通し、金融資本主義のゆくえを論じたものである。

【内容目次】
日本語版序文――日本経済は“危機”から脱出できるのか?
序文――金融危機後、世界はどうなるのか?
第1章 資本主義の歴史は、金融危機の歴史である
第2章 史上初の世界金融危機は、こうして勃発した
第3章 資本主義が消滅しそうになった日
第4章 金融危機後の世界―世界は大恐慌へ突入するのか?
第5章 なぜ金融危機は起こったのか?
第6章 金融資本主義への処方箋―緊急プログラム
第7章 “21世紀の歴史”と金融危機

内容説明

「サブプライム破綻」「世界金融危機」を、前著『21世紀の歴史』で予見し、世界がその発言を注目するジャック・アタリ。日本でも、特別番組『ジャック・アタリ緊急インタヴュー』が、NHK総合で二日連続放映(09年5/4‐5)され、大きな話題を呼んでいる。本書は、危機に至った世界経済を緻密に分析し、それを800年にわたる資本主義の歴史から壮大なスケールで比較検討し、金融危機後の世界を見通し、金融資本主義のゆくえを論じたものである。

目次

日本経済は“危機”から脱出できるのか?―「失われた一〇年」から「世界金融危機」へ、そして…
金融危機後、世界はどうなるのか?―安易な楽観論では「21世紀の歴史」を見通すことはできない
資本主義の歴史は、金融危機の歴史である―いかに世界は危機を乗り越えてきたのか?
史上初の世界金融危機は、こうして勃発した
資本主義が消滅しそうになった日―ドキュメント:世界金融危機
金融危機後の世界―世界は大恐慌へ突入するのか?
なぜ金融危機は起こったのか?―市場と民主主義の蜜月の終焉
金融資本主義への処方箋―緊急プログラム
“21世紀の歴史”と金融危機

著者等紹介

アタリ,ジャック[アタリ,ジャック][Attali,Jacques]
1943年、アルジェリア生まれのフランス人。仏国立行政学院(ENA)卒業。1981‐1990年、ミッテラン政権の大統領特別補佐官を務める。1991‐1993年、「ヨーロッパ復興開発銀行」の初代総裁となる。1998年にはNGO「プラネット・ファイナンス」を創設し、現在も途上国支援に尽力している。2006年『21世紀の歴史』を出版。この本は、サブプライム問題や世界金融危機を予見していたため、世界的な注目を浴びた。2007年、サルコジ大統領に依頼され、大統領諮問委員会「アタリ政策委員会」の委員長となり、21世紀に向けてフランスを変革するための政策提言を行なった。政界・経済界で重責を担う一方で、経済学者・思想家・作家としても幅広く活躍し、まさにフランスを代表する知性として、その発言は常に世界の注目を浴びている。著書は、経済分析、歴史書、哲学書、文化論、小説にまでおよび、単著だけで45冊を数える

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、愛知県生まれ。名古屋市在住。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
リーマンショックや金融危機をたしかに予見はしていたのでしょうがそれをいかに止めていくかということをやらないとだめですね。マスコミも当時はこのようなことには振り向きもせずにあおっていた方が多かったのでしょうから。書いてあることは確かにきちっとしていると感じます。最近の映画も「マネーショート」や「マネーモンスター」と当時のことを話題にしたものが公開されつつあります。2016/06/09

roughfractus02

6
歴史を既知か、パターンと読むかによって読者の危機への関わり方が明確になる書物だ。リーマンショックの歴史として読むなら、著者のグローバルレベルでの法規制なる提言も現状から理想論と見做して本の中に封じ込められる。一方パターンとして読むと、次の金融危機の各徴候の項目としてリストし、著者の提言を仮説として反証テストを行える。市場民主主義とインサイダーが国家を超えた世界規模で危機を引き起こしたなら、ノマドらがモバイルで市場参加する近未来が来るのか、もし来るなら次の危機は環境危機も含めてどうなるかという課題が見える。2017/06/28

yasu7777

6
★★★☆☆ 今となっては半ば常識的な考え方も。当時は分からなかったからみんなパニックなんだよね。2016/11/09

メルセ・ひすい

6
12-42 赤12-10 バブルとは!なぜ、多くの人々が、危機感を抱かないのか?「ポジティブ・アティチュード」 「ボジティブ・シンキング」と言うイデオロギー★金融経済のバブル状態はある意味で居心地が良い!◎政治家は、経済成長において選挙民を満足させることができた。・ローンを組んだ庶民は、自らの返済能力を上回る住宅を手に入れることができた。銀行、格付け機関、金融業者、信用補完会社は、創造される富とは無関係に法外な手数料を稼ぐことができた。◎●そこで唯一失われたのは゛未来゛であった。未来には発言権がない。2009/11/22

かも

5
★★★★☆2007〜8年のリーマンショック後に書かれた、金融危機の原因・過程・その後についての本。タイトルは「危機後」だが、本書の価値は「過程」を描いたことにある。2007年2月〜2009年4月の間に起きたことを●月●日XXXが起きたと時系列に丁寧にまとめてある。危機が起きた時の経済指標や要人の発言や世間の反応などを時系列でまとめたのは本書くらいだと思う。古今東西様々な危機の原因は別だろうが、その対応や反応は大差ない。危機が起きた時に読み直したい一冊。2020/12/10

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