内容説明
引っこみ思案でなかなか言いたいことを言えない千里は、入ったばかりの高校も休みがち。そんな彼女も、母親にすすめられ通うことになったサマースクールで、爽やかなハーフの少年・ジャスティンと出会い、じょじょに心を開く。だが、不登校の原因ともなった幼なじみの瑞穂が気になって…。ファンタジー小説の第一人者が、揺れ動く少女の心を瑞々しくもリリカルに描いた、ひと夏の青春物語。
著者等紹介
深沢美潮[フカザワミシオ]
武蔵野美術大学造形学科卒業。SF作家クラブ会員。コピーライターを経て、1989年に『フォーチュン・クエスト~世にも幸せな冒険者たち』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺち
8
物語の展開が分かりやすくて一気に読んでしまえる本でした! 読み終わった後にホッとできる本で自分的には良かったと思います!2013/04/02
読み人知らず
6
主人公の描写がリアル。友達関係に疲れていくところとか、修復の仕方が分からないところとか。すごく薄くて、話にも引き込まれてあっという間に読んでしまいました。少し癒される本。2010/04/18
一志
3
最初はちょっと読みづらさを感じるものの、それはそのうち慣れるもので。とてもさわやかな一冊。2012/01/22
カナタ
3
軽めにさーっと読めた。個人的にはさわやかで良かったと思います。2010/03/07
memo
2
語り口調の文章って嫌いじゃないはずなんだけど、これはどうも気になりました。往年のティーンズハートを思い出します。文章も内容も懐かしい感じ。避けた理由とか登場人物の行動とか、高校生にしては・・・ねぇ?2010/11/03