内容説明
元と瑠香をはじめ、銀杏が丘第一小学校五年一組の面々は、初めての移動教室に向けて大盛り上がり。いつもはクールな夢羽も、彼女なりに楽しみにしている様子だ。しかし、元にはひとつ心配事があった。彼らの宿泊先である「朝霧荘」には、妖怪・座敷童が出るという―。日刊「朝日小学生新聞」連載中から話題沸騰のシリーズ最新作、待望の文庫化。
著者等紹介
深沢美潮[フカザワミシオ]
武蔵野美術大学造形学科卒。コピーライターを経て作家になる。SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深青
15
シリーズ4巻目。学校や住んでいる街を離れて、移動教室で朝霧荘へ。でも、この朝霧荘…少し怖い言い伝えがあって…。皆がワイワイガヤガヤしている感じがとても楽しそう。オリエンテーリングの謎解きも皆で解くと楽しさアップですね。2015/10/08
読み人知らず
2
移動教室、オリエンテーリング。楽しかった思い出あります。謎解きも小学生には難しいくらいのいい難易度です。何か不思議な怪しい影がちらついて、ちょっと怖い展開になりそう2014/05/12
六畳リエ
2
IQ探偵ムーシリーズ、4巻。今回は朝日小学生新聞に掲載されたものを改稿した作品で、「移動教室」という学校行事が書かれています。長編ではありますが、中身はほとんど「なぞなぞ」だったのが残念ですね。クラスの女子たちは嫌いな男子のことを「バカ田トリオ」と呼ぶし、夢羽と打ち解けないのは何度読んでも「ちょっとなぁ」と思います。秀才の小林君や、大食いの大木君みたいな性格が良いキャラの出番が増えたのは良かったですね。2010/06/17
口無
1
久々にムーシリーズを。面白いのに何で放置してたんだろう…ただ友達と公園で遊ぶだけで楽しかったあの頃の気持ちを思い出しました。2012/07/09
藤原湾
1
移動教室というのは残念ながら経験なしなのですが、楽しそうな話ですね。たいした事件も起こらず、時折知らない子どもの姿を見かけるという感じで、ミステリーというよりは、夢羽と行く移動教室というぐらいに考えた方が良いかもしれません。2011/04/15