目次
第1章 いまの「市場競争主義」はほんとうのものだろうか―アダム・スミスを読み違えていないだろうか(self‐interestを「利己心」という日本語に訳すことは妥当であろうか;「利己心」でなく「自己愛」そして貧しいものへの共感は最後の時期、没前まで補足された『道徳感情論』の中で述べられている ほか)
第2章 チャップリンの平和思想と日本国憲法(チャップリンの「独裁者」;先輩の日本人は「憲法九条」をすでにつくっていた ほか)
第3章 平和への願いと命の尊厳(現状への不安;自衛隊から学部長室への電話 ほか)
第4章 大学における身体障がい者問題(「心身障害者」の教育―桑島治三郎著「心身障害者の教育に関する基礎的問題」を読んで;桑島治三郎先生のこと)
著者等紹介
芳賀半次郎[ハガハンジロウ]
東北大学名誉教授。1924年山形県に生まれる。1948年東京大学経済学部卒業。東京大学経済学部助手、埼玉大学文理学部専任講師、東北大学経済学部教授を歴任。1987年東北大学定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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