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Rose Key BUNKO
こわいぐらい優しい

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861232701
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

遺言を託されたひかりは、亡き祖父の家で儚げな風貌の青年と出会う。山崎成己と名乗った彼は、素性を説明せず、そのまま祖父の家で同居をすることに。無表情な成己は掴みどころがなく、不思議な男だった。けれど時々、ひかりを探るように触れてくる。懐かない猫に気に入られたような嬉しさを感じるひかり。それが恋かもしれないと意識しはじめた頃、ふいに成己が「俺は心の声が聞こえる」と告げてきて…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たべもも

27
★★☆☆☆。遺品の整理を任された受けと祖父の関係や何かとうるさい叔母、攻めと祖父の関係、攻めの人心が読める体質、と色々ある内容が全て希薄。しっとり系で敢えてかもしれませんが。時代モノでなくても今さんのイラストだったらしっくり楽しめたかも…。攻めのひっつきグセはかわいかったです。2015/04/27

そらねこ

25
亡くなった祖父の遺品整理を頼まれた大学生のひかりが訪れた祖父の古い家には愛人と囁かれる画家が住んでいた。不思議な空気を纏った男に徐々に惹かれていくひかり。他のレビューを読むとファンタジックな設定や祖父の背景など納得できない向きもあるようだが、私は好きだった。古く静かな時間が流れる家の中で二人の熱が徐々に高まっていくのが良い。祖父の人間関係やファンタジックな設定は推して知るべきでくどくど説明不要かと。だからこうなんだ…なるへそ、でOK。これは空気感を読む小説で二人の関係が出来上がるのが軸だと思うので。2018/03/11

きょん

14
う~ん、時代物は何となく雰囲気が合っててまあ読めたけど、これは私には合いませんでした。すみません。祖父と叔母の父娘間もどうしてそこまで拗れたか分からないままで消化不良だし、攻めの特殊能力も必要あったかなあ?受けはどうにも現代の若者らしくない印象。あと、明らかな語句の間違いや第三者視点で書いてる筈が、視点がぶれてたりする箇所があり、あとがきに校閲への謝辞があったが、キチンと直してあげて欲しいと思ってしまった。2015/05/14

うにすけ

5
あらすじを読んで挑戦。時代物かと思ったら現代でしたわ。お祖父さんとの仲たがいは何でしたっけと。読み流してます??(叔母さんが若いんだよなぁ…)はじめは入り込めないかな~と思ったけど、あかりくんがふんわり可愛いし、成己くんが言葉よりもさわさわと触ったりしてくるのが私の萌えポイントをついてきて、テンションあがりました。ウラヤマー!!2015/06/14

eco

4
初読み作家さん。Twitterで宣伝ツイ見て気になってたので購入。「心の声が聞こえる」ってヤツだったんで、砂原さんの言ノ葉っぽい作品なのかと期待して読んだけど違いました。確かに聞こえるんであろうし、キーな設定なんだけど作中ではあまり押し出されてなかったかな?それより、身代りうんぬんのお話だったような…。読んでて「?」と引っかかるところもしばしば有り。2016/01/21

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