内容説明
セネガルの路上やナイトクラブでひらかれるパーティで踊られるダンス、サバール。複雑な太鼓のリズムにあわせたダイナミックなこの踊りがどうして日本で実践されるに至っているのか。その経緯と実際の様子を、セネガルと日本での筆者の経験と調査を通して描出する。
目次
序章
第1章 セネガルにおけるサバール
第2章 サバールダンスの担い手と踊られる機会―ダカールの事例を中心として
第3章 サバールダンスの日本への流入と実践状況
第4章 サバールダンスの学びとその工夫
第5章 日本で異文化を実践すること
第6章 サバールダンス実践を通して見る個々人と異文化の関わり
終章 実践から生まれるもの、その先にあるもの
著者等紹介
菅野淑[カンノシュク]
愛知淑徳大学ビジネス学部助教。専門は文化人類学、アフリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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