内容説明
街中にあふれる神降ろしや易学、占いカフェの看板。新しいもの好きで世界屈指のIT社会である韓国で、どうして伝統的な占い・巫俗が根強く人気なのだろうか。ソウル近辺で巫俗・占術を行う巫者たちへの調査をもとに、現代韓国でひろく行われている巫俗の特徴や社会的背景を描く。
目次
第1部(本書の概要;現在までの韓国巫俗研究)
第2部(巫者密集地域の現地調査:彌阿里地区;巫者密集地域の現地調査:阿〓洞地区;巫者密集地域の現地調査:九老洞地区;巫者密集地域の現地調査:大林洞・奉天洞地区;巫者密集地域の現地調査:水原・華西門地区)
第3部(コラム1 巫具;コラム2 巫俗の文化遺産化活動)
結論
著者等紹介
吉村美香[ヨシムラミカ]
愛知大学非常勤講師。文学博士(韓国国立韓国学中央研究院、2016年)。専門は東アジアの民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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