著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県生まれ。詩人、「絵詞(えことば)作家」。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)と『すやすやタヌキがねていたら』(文研出版)で日本絵本賞を受賞
スズキコージ[スズキコージ]
1948年静岡県生まれ。絵本や挿画のほか、イラストレーターとしてポスター・壁画・舞台美術などでも活躍。『エンソくんきしゃにのる』(福音館書店)で小学館絵画賞、『やまのディスコ』(架空社)で絵本にっぽん賞、『おばけドライブ』(ビリケン出版)で講談社出版文化賞絵本賞、『ブラッキンダー』(イースト・プレス)で日本絵本賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
8
このペア最高だと思う。2016/08/05
遠い日
6
「ぶたのぶたじろうさん」シリーズ12。短いお話を3話収録。スズキコージさんの単色の影絵のような絵がすてき。いろいろ想像力を掻き立てられてしまいます。内田麟太郎さんのオノマトペが本当にすばらしくて、つい声に出して確認してしまいます。ぶたじろうさん、変な人ですよ。ぶたじろうさんが動くところに奇妙な世界が出現する。一体どうやったらこういう発想が出てくるのか⁉︎シリーズたっぷり楽しんでいます。ぶたじろうさん、ヤギのおばさん、クマはとってもすてきなトリオでした。この三人が見せてくれる奇妙な世界、好きでした。2023/05/04
ビシャカナ
0
亡き者へ寄せる独自の感覚や、独自の思考回路など、内田麟太郎らしさを感じて、他の巻よりも作家性を強く感じる。2018/04/30