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こんな時はマルクスに聞け―いったい世の中どうなっているんだ!『資本論』から世界を見る

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860860455
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0033

内容説明

資本主義社会は発展すればするほど、社会の存続を脅かしかねないほどの巨大な格差を必然的に作り出し、下手をすると自滅の道をたどりかねない。一〇〇年に一度の金融危機とグローバル恐慌の後に、どんな経済システムが現れるのか。

目次

序章 まったく先の見えない不安感―資本主義の構造に起因する危機
第1章 安定した日本型資本主義の崩壊―終身雇用制の解体と広がる格差
第2章 古典派経済学の視角―最大利潤の追求と「神の見えざる手」
第3章 拡大する矛盾と革命の必然性―『資本論』が追求した資本主義のカルマ
第4章 幾度も生き延びた資本主義―変貌自在の資本主義の歴史
第5章 金融恐慌後の未来展望―不安定化する社会と階級闘争の再燃
第6章 個人が生き残るための処方箋―グローバル経済は元に戻らない

著者等紹介

高島康司[タカシマヤスシ]
1958年生まれ。経営コンサルタント。早稲田大学卒。ブログ「ヤスの備忘録」やメルマガ「未来を見る」、定期開催している講演会などで、世界情勢や経済に関する情勢分析を配信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

7
終身雇用と年功序列を軸にメインバンクと結び付き、政府主導の旺盛な公共投資により巨額投資の危険度が下がり、雇用が安定し絶えず変化する市場へ対応が迫られる競争型と違い、公共投資が経済の牽引力になり国内景気を刺激し所得が低い地域に富が流れる。資本主義の利潤の最大化を目標に余剰価値を獲得する為に、技術を高度化し安い労働者を求め外部へ拡大して行く。競争に負けた企業は市場から出されるか買収され勝った企業は資本規模を広げる。企業は将来の収益に投資をしリターンを確保してこの循環が景気を安定させ雇用の促進剤になる2014/11/01

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