内容説明
歩くのは脚でだが眼も頭も散歩する。散歩は発見の母・雑学知識の素。池内式散歩術による好奇心散歩エッセイ。
目次
1 晴れても降っても散歩日和(せんべい三角行脚―浅草・深川・銀座;小麦の炒り方―千葉県野田市;富士山発拝み―中央区日本橋界隈 ほか)
2 きょうもキョロキョロ好奇心散歩(キョロキョロする―日本橋・上野不忍池・新江戸川公園;哲学する庭―東京都中野区;草刈島近辺―東京都北区 ほか)
3 きょうも行きずり夢見がち散歩(牧野式フローラひとり占め―東京都練馬区;鳥になる―多摩都市モノレール;野川今昔物語 ほか)
著者等紹介
池内紀[イケウチオサム]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。主な著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『恩地孝四郎』(読売文学賞)など。訳書に『カフカ小説全集』(全6巻、日本翻訳文化賞)、『ファウスト』(毎日出版文化賞)など。山や町歩きに関する本も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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