出版社内容情報
自然史博物館の展示から何が読み取れるかを説明。また、標本や剥製などのつくり方や展示の工夫も解説し、博物館の裏側も紹介します。博物館の展示の裏側を知れば、見方が変わり、もっと楽しめる!
植物や動物、昆虫、菌類、古生物、鉱物・隕石などの分野の専門家が、博物館の展示の背景を徹底的に解説します。
分類のしかた、進化の歴史、生きものの生態など、展示から何が読みとれるのかイチから説明!
また、標本や剥製、レプリカなどのつくり方から展示の工夫まで、ふだんは見られない博物館の裏側も紹介します。
第1章は、博物館の歴史や展示のラベルなど、博物館の基礎知識を解説します。
第2章は、地球の歴史、宇宙の歴史を知る手掛かりになる、鉱物と隕石を紹介します。
第3章は、古生物です。恐竜やアンモナイト、三葉虫などが登場します。
第4章は、博物館が菌類をどのように標本にしたり、収集したりしているか、裏側を見ていきます。
第5章は、植物の話です。植物園と違って、博物館には生きている状態の植物は保管されていません。植物と博物館の関係に迫ります。
第6章は、昆虫の登場です。昆虫好きにはたまらない、展示の背景を徹底的に解説します。
第7章は、魚類について見ていきます。採集や標本作成が困難な魚類。これを読めば展示の見方も変わるはず。
第8章は、両生類や爬虫類、鳥類、哺乳類といった動物について解説します。展示の見方、楽しみ方をたくさん紹介します。
第9章は、人類のたどってきた道を調べる考古学です。人類の歴史や進化について考えます。
このように本書の範囲は多岐にわたり、内容も盛りだくさんです。地球や生物について理解を深めたい方に最適な一冊です。
第1章 博物館とは?
第2章 鉱物・隕石
第3章 恐竜・古生物
第4章 菌類
第5章 植物
第6章 昆虫
第7章 魚類
第8章 動物
第9章 考古学
矢野 興一[ヤノ オキヒト]
岡山理科大学生物地球学部講師。
相川 稔[アイカワ ミノル]
神奈川県立生命の星・地球博物館標本士。
石井 龍太[イシイ リョウタ]
城西大学経営学部助教。
鵜沢 美穂子[ウザワ ミホコ]
ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員。
折原 貴道[オリハラ タカミチ]
神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員。
黒木 真理[クロキ マリ]
東京大学大学院農学生命科学研究科助教。
實吉 玄貴[サネヨシ モトタカ]
岡山理科大学生物地球学部講師。
佐野 勝宏[サノ カツヒロ]
東京大学総合研究博物館特任助教。
椎野 勇太[シイノ ユウタ]
新潟大学教育研究院自然科学系准教授。
鶴見 英成[ツルミ エイセイ]
東京大学総合研究博物館助教。
藤原 慎一[フジワラ シンイチ]
名古屋大学博物館助教。
松原 始[マツバラ ハジメ]
東京大学総合研究博物館特任助教。
松本 涼子[マツモト リョウコ]
神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員。
三河内 彰子[ミコウチ アキコ]
東京大学総合研究博物館研究協力事業者。
三河内 岳[ミコウチ タケシ]
東京大学理学部地球惑星環境学科准教授。
皆木 宏明[ミナギ コウメイ]
島根県立三瓶自然館 学芸課 主任研究員。
内容説明
裏側を知れば、博物館がもっと楽しくなる。剥製や標本のつくり方から、展示の工夫まで。
目次
第1章 博物館とは?
第2章 鉱物・隕石
第3章 恐竜・古生物
第4章 菌類
第5章 植物
第6章 昆虫
第7章 魚類
第8章 動物
第9章 考古学
著者等紹介
矢野興一[ヤノオキヒト]
岡山理科大学大学院修了・博士(学術)。東京大学総合研究博物館特任研究員などを経て、現在は岡山理科大学生物地球学部講師。専門は植物系統進化・系統分類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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