出版社内容情報
バランスシートの超簡単な読み方を主に中小企業の経営者に伝えるもの。「6つのパターンのどれになっているか」見極めることがポイントで、公認会計士歴30年の中村氏のオリジナルな解説で、数字も必要なく、図とグラフだけで理解できる。
内容説明
バランスシートは６つのパターンだけ。会社の現状・課題・将来性、すべてが瞬時に見えてくる。
目次
第１章 会社はお金がすべて（売上でも利益でもなく「お金」が大事！；分かりやすい損益計算書と分かりづらい貸借対照表）
第２章 貸借対照表とは何か（貸借対照表は純資産を表す；右側は資金の調達源泉＝負債＋純資産 ほか）
第３章 箱型バランスシート６つのタイプ（債務超過；自転車操業 ほか）
第４章 経営分析指標によるバランスシートの分類（自己資本比率はプラス？；流動比率は１００％以上？ ほか）
第５章 実際の企業を箱型バランスシートで見てみよう（いすゞ自動車―安定経営から成長経営への確実な成長と進化；オイシックス―成長経営から金満経営への急速な成長 ほか）
著者等紹介
中村儀一［ナカムラギイチ］
公認会計士・税理士。企業管理会計・組織開発コンサルタント。１９６０年千葉県生まれ。明治大学商学部在学中に公認会計士試験に合格。大手監査法人、外資系アカウンティングファーム、国内監査法人系・外資系コンサルティングファームにて３０余年に渡って監査及びコンサルティング業務を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ｑ
17
リミテッドにて ●左側は調達したお金をどのような形で使っているか。決算日現在の資金の運用形態を表す ●流動比率(流動資産➗流動負債)一年以内に入ってくるお金と出て行くお金 ●流動資産が流動負債と比べて低い 自転車操業 逆に多い 安定企業 ●流動資産が流動、固定負債合計よりも大きい 短期的に入ってくるお金ですべての負債を賄える 。現金預金は流動負債ゆり少なくしっかり投資に回してる 成長企業 ●お金持ち企業 現金預金が負債合計よりも多い ●純資産がマイナスだと左側になる ▷自分の会社で見てみよう2020/02/01
けほんこ
11
読みました わかりやすい 社内で共有しても いけるやつなんで しっかり共有しようと 思いました んで会社の数字も しっかり入れて 会社状況を把握して というかたちが とりたいと思いました 章末まとめも 素晴らしくて なんかよい本にであったかんじ 2017/10/16
sweet november
8
ど素人の私にも大変わかりやすい本。 2019/07/27
galoisbaobab
7
そろそろそういう時期でそういう数字が出てきたので読んでみた。ボクにはこれで十分。PL分析っぽいことは毎月のことなのだけど細部にこだわりすぎて大きな流れを見失わないようにBSの将来像をイメージしながらオペるのが目標。箱の形が描ければ3秒で読めるけど、箱の形を書くのに30秒はかかるよ。。。正確に言うと33秒かなー。ちなみに時系列でみる必要があるので何期分か集めて「こういう風に変化しているのかー」ってわかるためには30分くらい見込んでおいた方が良いと思いますよ。投資を考えているならばちゃんとPLとかも見てね。2017/05/26
ui
2
BSを「箱型」として大分類し、暦年あるいは同業他社比較することで、直感的に財務状況を把握できる手法を説明する。 経営分析指標の「見える化」としては便利。2023/02/06
