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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多田幾多
23
NO KIYOSHIROU,NO MUSIC。忌野清志郎はただ死んだ訳じゃない。音楽界に多大な影響と多くのロックバンドを生み出し、常に原発反対を歌い、日本の政治を罵り、愛し合う事を賞賛して、卑猥でキザで毒舌でそれでも俺たちを大切に思ってくれた。そんなキヨシロー。本当にカッコいい奴は、ただカッコいいだけじゃないんだよね。2014/05/02
RX78
15
生前のインタビューを収録、インタビューの中に名言は出てこないけど、歌や作品の背景がよくわかる。明日、通勤しながら聞こっと。ラストのチャボのインタビューが胸にしみる。2020/10/04
ぐうぐう
12
巻頭に添えられた渋谷陽一の言葉、そしてチャボへのインタビューが、痛いほどに胸に響く。忌野清志郎という稀有なアーティストを身近で見てきた人物の、素直すぎる発言は、清志郎が亡くなったからこそ絞り出てきたものであるがゆえに、悲しくせつない。「悪い予感のかけらもないさ」と歌って逝った清志郎。でも、「明日また楽屋で会おう 新しいギターを見せてあげる」とも歌った清志郎の歌は、明日もあると言うことだ。2009/07/05
fishdeleuze
4
いまさらながらキヨシが死んだということがわかってきた。カセットテープで何度も何度も聞いた音楽はいまだに頭ですぐ鳴らすことができる。渋谷じゃないとこういうインタビューにならなかったんだろうなと思う。(渋谷)「(タイマーズ)あれいいじゃんまたやれよ」(忌野)「そうだねえ、でもあれ宇宙人だからねえ」だって。おいどっちが聞いてるほうだよ!と思うほどのはじけっぷり。時代の空気を感じる。RCが終わってからしばらく彼の声を聴いていなかったことに気がついた。また聴いてみよう。昔の君しか覚えていないなんて失礼だもんな。2009/06/08
takizawa
3
RCに惹かれつつあったときに訃報に接したので思わず手に取った本。写真はどれもこれも美しい。初期パンクみたいなノリが好き。2009/07/12