内容説明
トキワ荘の数年は私にとって、青春そのものであった…。仲間たちとの青春群雄記。
目次
起の章
承の章
転の章
トキワ荘…青春の仲間たちをご紹介します。
結の章
著者等紹介
石ノ森章太郎［イシノモリショウタロウ］
１９３８年１月２５日宮城県生まれ。県立佐沼高校在学中「二級天使」でデビュー。創作活動以外でも、マンガジャパン代表世話人をはじめとする様々な役職を兼務。１９９８年１月２８日逝去、享年６０歳。なお、残した業績を称え、勲四等旭日小綬章、（社）日本漫画家協会賞・文部大臣賞、手塚治虫文化賞・特別賞、台湾マンガサミット・漫畫精神奨などを受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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スプリント
9
石ノ森章太郎氏によるトキワ荘時代の回想録です。漫画家のタマゴたちとの暮らしぶりや姉との死別などが印象に残ります。2018/09/24
kokada_jnet
3
８１年刊行分の再刊。知らないエピソードも多々。ただ、石森先生、文章はイマイチだなあ・・。2011/03/30
miporin
1
石ノ森章太郎が描くトキワ荘。古き良き時代のトキワ荘の愛おしいエピソード群と並行して描かれる、石ノ森章太郎最愛のお姉さんの死の衝撃が、本全体を覆い被さっている。ハロルド作石『RIN』の姉弟関係を思い出す。藤子不二雄Ａ『まんが道』に出てくるエピソードが違う視点で描かれていたりするのが面白い。実は石ノ森章太郎作品をきちんと通して読んだことはなかったのだが、読みたくなった。人柄が表れているかのような文体で、まるでまんがのようにテンポよく、サクサク読めた。2016/05/16
虹の谷
1
赤塚不二夫との共同生活、美人のお姉さんとの絆の深さ、そして彼女の死にまつわる話が印象深い。トキワ荘の面々はある意味、勝ち組の人たちだ。だけど、その言葉の印象とは正反対のさわやかで純な青春像だ。2009/01/22
うー
0
上京して漫画を描き始め、トキワ壮に住み、若くして姉さんをなくし、世界一周旅行して戻り、サイボーグ009を書き始めるまでの作者の自伝。影のある漫画を描く人だと思っていたがこういうことだったのか。赤塚不二夫と仲が良かったんですね。どちらも少女漫画というのがね、衝撃というか、ああ昔の少女漫画ってすごかったんだなって気がしますね。2023/02/13
