本の雑誌 〈465号(2022年3月号)〉

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本の雑誌 〈465号(2022年3月号)〉

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860115272
  • NDC分類 020.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

特集:文体は人生だ!

文体が合う本は読んでいて気持ちいい。では、文体とはなんなのか!? というわけで、本の雑誌3月号の特集は「文体は人生である!」。絶叫歌人福島泰樹の言葉は「音」である!インタビューから、嵐山光三郎と椎名誠が振り返る昭和軽薄体の衝撃、パスティーシュの愉しみにシミタツ節のダンディズム、文章読本読み比べに現代文学、世界文学、エッセイ、3ジャンルの文体が感じられるブックガイド、そして読者の好きな文体まで、文体の謎と真実に迫る22ページ。いざ、めくるめく文体の世界に飛び込むのだ!

新刊めったくたガイドは吉野仁が落ちこぼれ男のロードノヴェル『クライ・マッチョ』が痛快だ!と太鼓判をおせば、藤ふくろうは人間の感情ヘドロをえぐり出す『壁の向こうへ続く道』を堪能。大森望がIT+ナチスの改変SF『NSA』をお薦めすれば、古山裕樹は命を賭けた推理ゲーム『名探偵に甘美なる死を』にびっくり。高頭佐和子が町田康『男の愛』にLOVE次郎長!なら、すずきたけしは新たな視点で世界を見る八馬智『日常の絶景』で上書き保存。そして北上次郎は馳星周『黄金旅程』を複雑な気持ちで読了。競馬小説大好きなおじさんがいったいどうしてこの小説に留保をつけたのか。54ページで確認だ!

今月は「本屋の旅人」和氣正幸が棚貸し本屋の現状と展望を提言。棚貸本屋は本屋の福音たりうるかを4ページで検証すれば、川口則弘の新連載「文芸記者列伝」がいよいよスタート。第一回を飾るのは論争と黒子の男・堀紫山。さあ、どんな文芸記者なのか、34ページを開こう! そして今月の読み物作家ガイドは寺地はるな。世の中にあふれる「こうあるべき」を問う寺地作品から、青が好きな大竹真奈美が厳選。「本当の自分のまま自由にいられるように」選んだ10作に注目だ。さらに今月は黒い昼食会が情報解禁日の順守と事前情報の必要性を訴えれば、高野秀行が新宿ゾンビホテルに軟禁!? 岡崎武志「憧れの住む東京へ」が大団円なら、青山南が2か月ぶりに復活して「朝の着替えもいやになった」! さあ、論争と黒子の男から伝説の八時半の男まで、文体もキャラクターも百花繚乱。本の雑誌3月号で春もすぐそこなのだあ!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

25
毎月恒例ながらも本号は特別な思いで手に取る。 「一小説書きの日常」を楽しみにしていたが西村賢太氏が急逝したためだ。氏を長く知っていたわけではないが、連載を1年以上も読んでいると近所の知り合いが亡くなったくらいの寂しさと惜しさに沈んだ。 言葉の選び方が印象に残る作家がいる。氏もそうだった。絶筆のこの連載での『掃苔』という言葉が印象に残る。合掌。 「藤澤家代々と清造墓を順々に掃苔」2022/02/20

チャーリブ

22
今月号の特集は「文体は人生である」だが、私が一番気になったのは、和氣正幸氏の「棚貸し本屋は本屋の福音たりうるか?」の記事。「棚貸し本屋」とは、棚を月額制で貸す本屋のことで、自分が売りたい本を借りた棚に並べることができるシェア型の書店のこと。これが少しずつ増えているという。書店を経営するのは無理でも棚を借りて「一人書店主」になることができる。ちなみに、和氣氏が下北沢で出店しているBOOKSHOP TRAVELLERでは1棚月5000円(最下段なら3000円)だという。今度見に行ってみよう。○2022/02/17

スノーマン

18
本の雑誌を読み続け、いよいよ3月号までやってきた笑 今月の10冊は寺地はるな。なんと紹介されている10冊全て読了。こんなことは初めて。なんだか嬉しい。新刊ガイドでは、窪美澄『朱より赤く』重そう。町田康『男の愛』清水次郎長って、ちびまる子ちゃんで時々出てくる人ね、くらいの知識しかない笑 連載も44回目となり、連載タイトルが悲しくなってきた宮田珠己『私がロト7に当たるまで』では、スマホ乗り換えプランのお得情報が。全くロトに関係ないけど、ほほう!っとなりました。2022/04/03

冬佳彰

18
特集の打ち方、うまいよな。たまーに興味ない特集もあるけど、本読みのツボをついてくる。この号の特集は「文体は人生である!」。確かに興味ある。文章読本読み比べで出てきた本は、ほぼ読んだ。で、「文章を書くうえではそれほど役に立たない」って、本当に悪いけど、その通りだな。役に立つのは『日本語の作文技術』と。そうだね、この本は確かに論理的にわかりやすい文章の構成の仕方について教えてくれる。あ、「志水辰夫の文体について」での、書き直しの比較も面白かった。そうだなあ、ラストは最初のほうが良いよな。色々あろうが。2022/02/28

阿部義彦

16
特集文体は人生である。のでRやはり青春時代に洗礼を受けた、椎名誠さんの「昭和軽薄体」は避けて通れません。そのくらい「さらば国分寺書店のオババ」はインパクトがありました。何回読み返したか分かりません。そこからパスティーシュはこう読もう!の小特集も良いですねえ。清水義範先生の登場です!「国語入試問題必勝法」「蕎麦ときしめん」なども読み漁りましたねえ!そしたら、和田誠さんの傑作「倫敦巴里」にも触れて欲しかったです、近年ナナロク社よりボーナストラック入りで、「もう一度倫敦巴里」として復刻されました。私の宝物でし!2022/03/11

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