内容説明
山があるから登り、酒があるから飲む。いくつになっても好奇心とわがままは人一倍。丹沢から南アルプスまで、飽きることのない山への憧憬を、町田の馬肉屋で梅割を飲みながらつのらせる、哀愁画伯の抒情エッセイ集。
目次
口絵 山の絵―見上げれば山か
街から山へ(峠のカレー;真鶴半島へ;丹沢山塊 ほか)
口絵 ミチバチブンブン
山のスケッチ帖(山のスケッチ帖;テントで寝る;メガネの予備は必需品 ほか)
ゆれる丘(波うつ大地;イルカ丘陵の出発;夢のホテル暮らし ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おっぷう
7
図書館でふと目にとまり、手にとった一冊。少年時代より山に親しんで、いろんな山に登ってる氏。 そして居住している町田と酒をこよなく愛してるのがよくわかる。ゆる~い感じで読了。2020/02/25
カワセミ440
6
沢野さんは結構な山好きだっていうのは知ってるけど、かなり登ってるんだな。町田とか里山の話も面白い。2020/01/18
miyagi
3
椎名誠さんの本でおなじみの画家さんですね。個人的に今、山ブームが来ているのでその流れで読みましたが、呑みっぷりがすごいほかはマッタリと楽しく読了。2020/12/07
ぴよちゃん
3
図書館本📘 夫婦、息子は山小屋に、エッセイ2020/08/18
まつまゆ
2
山登りの本だと思ってた!!!!筆者の人生をなぞったエッセイでした。前半面白かったし、後半の町田の話も人生のエッセイとしては考えさせられることも多く面白かったです。でも、山の本だと思って読むとちょっと期待外れに感じちゃうので気をつけてー。2019/08/18