ワニブックスPLUS新書<br> 戦時下の箱根駅伝―「生と死」が染み込んだタスキの物語

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ワニブックスPLUS新書
戦時下の箱根駅伝―「生と死」が染み込んだタスキの物語

  • 早坂 隆【著】
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  • ワニ・プラス(2024/01発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847062162
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

戦争が激化するなか、一旦は中止に追い込まれた箱根駅伝だが、戦時下、一度だけ復活した大会があった。昭和18年のその第22回箱根駅伝は「幻の大会」とも称される。それはなぜか。箱根路を疾走したのはどんな学生たちだったのか。大会後まもなく学徒出陣した彼らにはどんな運命が待ち受けていたのか……、気鋭のノンフィクション作家が描く戦中の青春群像に、第100回大会を迎える今だからこそ向き合うべきかもしれない。
2016年9月に刊行された『昭和十八年の冬 最後の箱根駅伝』(中央公論新社)に加筆修正を加えて待望の新書化。

内容説明

来年(2024年)、記念すべき第100回大会を迎える東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。今やお正月の風物詩となっているが、かつて戦争が激化していったなか、昭和15年、中止に追い込まれたことがある。そんな箱根駅伝はなぜ戦時下にもかかわらず、復活したのか?戦時下で“最後の箱根駅伝”が催されていた事実はあまり知られていない。気鋭のノンフィクション作家が、元ランナーや関係者に丹念な取材をし、戦時下の第22回(昭和18年)大会、そして戦後の復活大会の真相に迫った『昭和十八年の冬 最後の箱根駅伝―戦時下でつながれたタスキ』(2016年、中央公論新社刊)を大幅加筆・修正し、新書化。

目次

第1章 箱根駅伝の誕生と中止(箱根駅伝の父・金栗四三;箱根駅伝の誕生 ほか)
第2章 戦時下の箱根駅伝~往路(一一校の出場校;青山学院陸上競技部の発足 ほか)
第3章 戦時下の箱根駅伝~復路(成田静司の挑戦;箱根神社からのスタート ほか)
第4章 大会復活~戦後の歩み(復活への第一歩;インカレの開催 ほか)

著者等紹介

早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。顕彰史研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

67
(2024-21)額賀さんの「タスキ彼方」を読んだ後で、その事を記した本があると知り手に取った。戦時中、一度は中断した箱根駅伝。昭和18年に再開されたその大会のドキュメント。当時は王者日大という状況。予想を覆し先頭を走る慶応にそれを追う日大と法政という展開。これが最後の駅伝、戦争に行けば生きて帰ってはこれない」と思い走った学生達。多くの記録や関係者への取材を通じて再現された白熱の試合経過。読み物としても面白いし、当時を知る記録としても重要な物であると思う。★★★★2024/02/10

へくとぱすかる

32
野球と事情が異なり、箱根駅伝は戦時中にただ1回、1943年に復活開催された。この奇跡はどのようにして可能になったのか、そして、まるで実況中継さながらの迫真さで、刻々とレースの様子を書き継いでいく。これには圧倒された。資料も限られているはずだから、これこそ奇跡のような文章だと思う。そこにレース中の写真がリアルな同時性を感じさせる。戦時中の学生生活と、さらに大会後に学徒出陣したランナーたちを待ち受ける壮絶な戦争体験はサブタイトルの通りだと思う。100回目の今年にこそ知っておきたい歴史的事実だと改めて思った。2024/01/17

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