- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > ワニブックスPLUS新書
出版社内容情報
ファンの多い戦国時代の合戦についての本は、歴史学者、あるいは歴史小説家の筆によるものが大半だ。そして、そこにはどうしても専門的な軍事理論の視点が欠けてしまう。かつて陸上自衛隊の最高幹部、陸将を務めた著者が、軍事の専門家の目で、現代の軍事理論をもとに「桶狭間の戦い」と織田信長の戦略を分析する。まったく新しい戦国合戦についての上質な読み物が誕生した。
内容説明
軍事・情報の専門家、自衛隊元陸将が挑んだ、まったく新しい「桶狭間の戦い」論。
目次
第1章 指揮官としての織田信長と今川義元
第2章 織田信長・今川義元両軍の戦力評価
第3章 織田・今川・松平・水野が抱える「お家の事情」
第4章 信長はいかにして勝ったか―従来の「主要な説」と筆者の寸評
第5章 村木砦の戦いは桶狭間の戦いの予行演習?
第6章 信長の作戦構想を推理する
第7章 信長はなぜ義元の首を討ち取ることができたのか
第8章 松平元康(家康)が、信長を討って義元の仇討ちをしていた可能性
著者等紹介
福山隆[フクヤマタカシ]
1947年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990年外務省に出向。大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島情勢のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。西部方面総監部幕僚長・陸将で2005年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員を経て、現在はダイコー株式会社取締役相談役。会社経営に携わりながら、執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本正行
乱読家 護る会支持!
しゃるorまい