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リイド文庫
たけみつ教授の「怪談」と日本人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784845837373
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0121

内容説明

日本人は「怪談」とともに生きてきました。古代から現代に至るまで、その時代時代において日本人がどのように「怪談」と接し、どう捉えていたのかを考えれば、日本人の思考性や精神性が分かってきます。たけみつ教授が様々な「怪談」を楽しく解説。面白くてためになる「怪談学」の世界へ、いざ。

目次

序章 怪談学のすすめ
1章 平安貴族と怪談の発生
2章 怪異に立ち向かう中世の武士
3章 禅の文化と怪談
4章 江戸時代の怪談の隆盛
5章 足のない幽霊の登場
6章 怪談の多方面への展開
7章 明治へと受け継がれた怪談
8章 近代日本の発展と怪談の変質
終章 日本人と怪談

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。現在、明治学院大学教授。比較文化的視野を用い、幅広く日本史・日本思想史などを研究。他、熱心な執筆活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 『武光誠の怪談学-日本人が生み出した怪異の正体とは』(青春出版社,2005年)の改題・文庫化。  著者は日本、中国、世界の歴史・文学・民俗についての入門書的な本を次々と出している人物。  本書では、日本の怪談の歴史が語られる。平安、中世、江戸、明治と、各時代の代表的な怪談を概観し、それを背景となる歴史や文化のなかに位置づけていく。通史として怪談が分析される点がユニーク。  しかし、この人の議論にありがちなのだが、イマイチ雑で深みがない。読んでいて納得できる部分と、疑問を覚える箇所と半々くらいだった。 2018/11/12

Minky

1
アカデミックな分類で、怪談の定義付けと分類が面白かった。その時々の主要な受け入れる人々が、宗教や文化背景を元に、当時のメディアなどで伝播する三軸が少しずつ異なることで、怪談のコンテンツの性質も異なってくるのが興味深かった。2008/09/24

ekura

0
武光教授は歴史学の人なので、文学における怪談研究のことは全く知らないし知る気もないらしく、文芸研究では当たり前のことを仰々しく「新分類」として提出している。もうちょっと勉強してよー。2010/11/06

ひで坊

0
まぁ、暇つぶしにはよいかと2008/08/16

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