• ポイントキャンペーン

立東舎文庫
手塚治虫エッセイ集成―わが想い出の記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784845631902
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

漫画家・手塚治虫は幼少期どのような家庭で育ち、デビュー後はどのようにして創作に向かったのか。家族や編集者との関わりをはじめ、自作について、あるいは「トキワ荘」「虫プロ」など、現在の漫画・アニメ・ブームの発端について綴られたエッセイで構成した回顧録。巻末には単行本未収録作品も収録。自らの半生を綴ったエッセイで編んだ作品集となっている。

目次

メモワール
日記から
家族について
私の日常生活
自作回想
次世代へのメッセージ
単行本未収録エッセイ

著者等紹介

手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府豊中市生まれ。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。46年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寶島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。62年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

11
漫画描くのでめちゃくちゃ忙しかったはずなのに、エッセイも書いている不思議というかすごいというか。児童漫画家としてストーリー漫画を否定するような論説があるのも驚くし、ヒョウタンツギの誕生とかも興味深い。2019/02/14

富士さん

4
自伝的なエッセイを集めたもの。アニメ制作関連の文章がまとまっているのがありがたいです。手塚治虫という人物をより知るために手塚さんが書き散らした文章を集めようと思っているのですが、読めば読むほど焦点がずれていくのを感じます。掲載される媒体や時代に合わせて軸足を変えて書かれており、批判されれば反論し、賞賛されれば拒絶するといった具合にバランスをとっておられるのが分かるので、幹のような部分が見えません。ただ、整然とした人格という近代的フィクションに構成される前の、より生の手塚像が見えると言えるかもしれません。2019/02/11

1
学友とのエピソードが好きです。自作の教科書とか本の話も好き。個性の話は興味深い。報道もそうだけど複数人で何かひとつのものを作るなら大体テレビマンガと同じようなことになりそう。意図的でなく無意識のうちに独自の解釈の部分が出て、結果取材を受けた人や原作の意図とは違うものになるのはわりとありそうなことだと思います。2022/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12594598
  • ご注意事項