立東舎文庫
手塚治虫エッセイ集成 ぼくの旅行記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784845631575
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

ニューヨーク、パリからアンデス、イースター島まで。多忙な中、都市をふりだしに、辺境の地まで足を伸ばした漫画の神様・手塚治虫の“旅の記録”。愉しいカットと絶妙の語り口で綴ったエッセイに加えて、ルポルタージュ・コミック「七色いんこの国際漫画際ルポ」を収録。さらに巻末には、自作キャラクターの誕生秘話を綴った「手塚漫画の主人公たち」、「らくがき事典」を併載した、手塚漫画の創作の秘密に迫る、立東舎文庫オリジナル編集のエッセイ集。

目次

ぼくの旅行記(味覚採点 ゲテモノ食い;ニューヨーク博見てある記;わが夢の公開 せめてこの程度の楽園をどうぞ;おれは野次馬;にせ物の創作 ほか)
巻末付録―自作回想(頑固で、なおかつ欲張りで;らくがき事典;私の苦労時代;手塚漫画の主人公たち;1952年年賀状 ほか)

著者等紹介

手塚治虫[テズカオサム]
1928年、大阪府豊中市生まれ。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。46年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寳島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。62年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pettyori1

7
旅行に行きたい私が図書館で目に留めた本。 あの手塚治虫が新聞や雑誌向けに書いた旅にまつわるテーマのエッセイ集。超人的なスケジュールで働く漫画家のイメージでしたが、イベント出席以外にも、取材旅行、慰安旅行など、世界中様々な土地を訪れていた事に驚きました。 掲載時期1962年〜1988年。万博のレポートがいくつか出てきますが、当時の最先端技術を今読むと時代を感じてなかなか楽しめました。昭和は遠くなりにけり。2022/03/20

381

0
ニューヨークの万博での体験記から始まり、パリやアンデス、イースター島の旅行記まで。多忙を極めた漫画の神様・手塚治虫の旅の記録。さまざまな雑誌に連載されていた旅にまつわる記事を集めています。後半には、著者の代表するキャラクターたちの誕生秘話まで。 漫画でしか知ることのなかった神様。未来を見通す力やこれまでの経験を無駄と考えない姿勢など学ぶことが多い。 手塚治虫の目で見る旅を感じることができる1冊でした。ファンなら買って損はなし!2022/04/10

century-century

0
この人は漫画家という枠に捉えちゃいけないね。アニメーターで歴史家で哲学者で評論家でエッセイストで…要するに神。2018/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12487370
  • ご注意事項