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ふるさと文庫
殿様が三人いた村―葛飾郡幸谷村と関家の江戸時代

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  • サイズ B40判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784845502158
  • NDC分類 213.5
  • Cコード C0221

内容説明

下総国葛飾郡幸谷村の関家に伝わる三〇〇〇点の古文書を紐解き、村人たちの江戸時代の姿を描く、かけがえのない地域の歴史。

目次

第1章 江戸時代の村と百姓
第2章 幸谷村には殿様が三人いた
第3章 村掟の世界
第4章 村の仕組みと村人の暮らし
第5章 お寺と神社
第6章 水をめぐる共同と対立
第7章 災害とのたたかい
第8章 百姓と領主
第9章 村を越えた結びつき
第10章 現代とは違う江戸時代の土地所有

著者等紹介

渡辺尚志[ワタナベタカシ]
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。一橋大学大学院社会学研究科教授。日本近世史・村落史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コーリー

1
タイトルにあるように、葛飾郡幸谷村は三人の旗本が分割支配する三給村落であり、殿様が三人いる村であった。本書では曲淵氏知行地の関家に伝わった多くの古文書から江戸時代の地域の歴史を紐解く。村掟や年貢、災害、訴訟、村同士のつながりなど、江戸時代の村や百姓を扱った書籍によく取り上げられる基本的な内容について、個別具体的に分かり易く記述している。あとがきからは、関家の古文書や屋敷林が地域の人々の手によって大切に守り伝えられていることが読み取れ、とても感銘をうけた。2019/11/14

TERRY

0
江戸時代の農民が貨幣経済の中にいて、利殖も行われていたことに驚き。この機能が後々の農協に引き継がれたって訳だ。それにしても役所の機能を殆ど引き受けていた名主って大変です。2020/01/09

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