感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
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2013年12月10日発行(初版)。読み残したバックナンバーを読み返してきたが、これで、75号(2012秋)から103号(2019秋)まで読み終えた(28冊)。このあとはさらに10年分くらいのバックナンバーに取り組むことになる。本号のテーマは、大学改革(〈ウニベルシタス〉の崩壊)。大学の自治を侵害する「ガバナンス」が横行している一端を知ることができた。最大の収穫はシティズンシップ教育を論じた中村清二論文。ガート・ビースタの論考を引いて、シティズンシップ教育の適応主義、個人主義を批判している。2020/02/21