内容説明
400年まえにガリレオ・ガリレイが望遠鏡をもちいてひらいた宇宙のとびら。そのとびらの向こうにある宇宙のすがたを、ガリレオやその後輩たちはどのように探求してきたのでしょうか…。
目次
第1章 ガリレオが登場するまえの宇宙
第2章 ガリレオが見つめた月
第3章 ガリレオが見つめた太陽系の惑星
第4章 ガリレオが見つめた太陽
第5章 ガリレオが見つめた銀河系
第6章 ガリレオが見られなかった宇宙
第7章 宇宙像のいま
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。自然科学研究機構国立天文台天文情報センター長・同広報室長。総合研究大学院大学准教授。理学博士。太陽系天体の研究のかたわら最新の天文学の成果を講演、執筆などを通してやさしく伝えるなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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縹
3
広く浅く知るにはいい本だと思う。2010/04/19
yuri
2
天文学は、デスクより観測のが大事ですから、こんな感じで丁寧に観測の仕方が書いてあるのは嬉しいですね 惑星は宇宙のなかで言えば身近で、あまり興味が沸きませんでした。が、最近では海王星の極大だったりと、珍しいこともあったりなので、普段から観測するのも良いですね2013/09/26
あむけ
2
ガリレオたち天文家学者たちがどのように宇宙の星たちを見たのか。そして私たちがどの程度宇宙を分かっているのか。ロマンあふれる話だ。2012/07/05
Junya Akiba
1
天動説から地動説へ、そして望遠鏡を用いた観測がもたらす月の観測、木製と土星の惑星、など、ガリレオら天文学者たちの発見がわかりやすく説明されている。最後は現在の宇宙論にまで話は及ぶが、この本の楽しみ方は、著者が小さい時から楽しみながら学んだ古典宇宙論をなぞるように実際に望遠鏡を用いて星を観測しながら読み進めることだろう。(今の時代、ネット観測でも良いかも知れないが、自分で観測してこそ著者が感じた宇宙へのロマンを理解できるかも。)私も小学校の屋上で観測した木星と土星を思い出しながら読みました。2018/03/04
あくべんす
1
わかりやすかった