内容説明
司法試験新時代の合格バイブル。司法試験受験指導の第一人者であり名著『司法試験機械的合格法』の著者が、これ一冊で司法試験・予備試験のすべてが分かるよう、本音で語ります。
目次
予備試験ルートに勝算はあるか?
1 予備試験の仕組みと予備試験合格に要求される力(予備試験徹底解析;合格する勉強法)
2 予備試験完全攻略法(予備試験合格のための学識について;合格する勉強法(勉強開始~実力養成期)
試験直前期(試験半年前~残り1か月)の勉強法 ほか)
3 司法試験&予備試験受験体験記(著者の旧司法試験受験体験記;予備試験&司法試験受験体験記)
著者等紹介
柴田孝之[シバタタカユキ]
弁護士。東京大学法学部卒。東大を現役合格、司法試験は一発合格、さらに司法修習は全優で卒業。合格に必要な知識・ノウハウが高密度で展開される講義により、多くの短期合格者を輩出してきており、司法試験受験指導界の第一人者として揺るぎない地位を築いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひとまろ
3
試験勉強の本質を突いた本と言えるかもしれない。 出来ないことを出来るようにするのが試験勉強。 出来ることの繰り返しでは試験にパスするのは無理。 苦手を無くすこと。 受験研究の第一人者の本です。 2015/12/16
とり
0
たるんでいる時のお説教に本当に効くので、最近聖書のごとく枕元に置いて、寝る前に適当に開いた部分を読んでいる。間断なく著書の説明と著者の中学生以降の成績武勇伝が挿入されていてよくある啓発本チックな怪しさをまとっているけれど、主張は合理的。 刺さる真っ当な考え(大学受験時の筆者自身に向けているのかな)で正しいやり方に修正してくれる。2017/04/23
effort42195
0
確かに、「こういう人が試験に合格するんだろうな」と感じる内容だった。一方で、司法試験のレベルになっても試験対策は予備校本で十分で、基本書は遠回りというのはちょっと悲しくなった。2017/02/16
pb_lack
0
問題を解く際の鉄則としての「問いに答える」ということを、試験勉強全体に敷衍した方法論。対試験ということでそこそこインプットしたらあとは膨大なアウトプットを中心として「体で覚える」方法で、試験の勘所だけをうまくつかむという意味で確かに合理的。「機械的」の柴田講師だけのことはある。まあ、基本書ざっと素読みしただけで合格したり、判例学説のほとんどを網羅できてしまうような化け物がいる世界で勝負するなら、こういう方法論も大事よな。2014/10/21
なやせ
0
漠然と勉強の仕方に不安を感じたときに自分の勉強スケジュールを見直すのにはいいかもしれません。息抜き、気休め、モチベーション向上に役立ちました。2014/05/05