エトルリア―ローマ帝国に栄光を奪われた民族

エトルリア―ローマ帝国に栄光を奪われた民族

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  • サイズ B6判/ページ数 414p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784841606294
  • NDC分類 232
  • Cコード C0022

内容説明

紀元前8世紀に突如として中部イタリア、今日のトスカナ地方に現れたエトルリア人。ヨーロッパに灯をともしたエトルリア民族の興亡を描く。

目次

第1章 ヨーロッパはまだねむっていた
第2章 エトルリア人の登場(巨大墳墓の出現;ヨーロッパ最初の奇跡の経済;海を支配した民族 ほか)
第3章 十二都市連合(紀元前600年;ローマの真の建設者;ローマに貢献したタルクイニウス・スペルブス;エトルリア人の共和国建設 ほか)
第4章 エトルリア帝国の没落(百年戦争;ケルト人、エトルリアを襲う;ローマ占領軍の下に;エトルリアの最後 ほか)
第5章 大いなる遺産

感想・レビュー

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黒胡麻

2
エトルリア人という民族の歴史。オリエントから渡来して未開の地だったイタリア半島に高度な文明を伝えローマ建国にも多大な貢献をするも、ローマとの度重なる戦争を経て弱体化し、最後は同化され消えていった。滅ぼされた側からの視点で書かれているのでローマ人は「戦争と領土拡張にしか興味がなく頭が悪く新しい学問や芸術は何も生み出さなかった」とひどい書かれよう。歴史は視点が違えば見え方ががらりと変わるのだなと思った。2014/07/28

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