メディアファクトリー新書<br> 新幹線をつくる

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メディアファクトリー新書
新幹線をつくる

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  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784840151092
  • NDC分類 546.5
  • Cコード C0265

内容説明

日本が誇る高速鉄道・新幹線。時速270kmで疾走するあの美しい流線型の車体はそのほとんどが、熟練工の手作業で作られている。たとえば、おなじみの巨大な先頭部は37枚の外板を溶接で組むが、誤差はほとんどない。2013年2月にデビューした東海道新幹線の新車両N700Aの製造工程に密着したルポルタージュ。

目次

第1章 より速く、より安全に、より快適に―コンセプト策定
第2章 いざ、製造現場へ―豊川製作所探訪
第3章 未来に線を引く―基本設計・詳細設計
第4章 先頭に続け―車体製造その1
第5章 美しく、整える―車体製造その2
第6章 安全の砦―台車製造
第7章 スイッチを入れて命を吹き込む

著者等紹介

早田森[ハヤタシン]
ノンフィクション作家。1960年東京都生まれ。千葉大学卒業後、編集プロダクション勤務を経て独立。雑誌を中心に活躍してきた。読む者の心を揺さぶる筆致に定評があり、書籍のライターとしての仕事も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

193
新幹線をつくる日本車輌製造、JRの取材をした一冊。特に日本車輌製造の工程がすごく勉強になったし、自分の会社だったらこの人にあたるんだろうなとか言う視点で黙々と読めた。新幹線ってこんな工程なんだなと知れた。新幹線の流線形の車体にしている訳を初めて知った。2015/02/21

文章で飯を食う

11
ジャーナリストとかノンフィクション作家の人達の書き方が苦手である。内容はもう少し深くしてほしかった。2017/10/10

アルカリオン

9
電子書籍p33/247 新幹線には「最先端」の技術は使わない。新幹線には最高レベルの安全性が求められるので、新たな技術を導入するときは、安全性がきちんと確認できるまで実証試験を何度も繰り返す。その安全性確認に何年もかかるため、新幹線に採用される頃にはすでに最先端の技術ではなくなっている▼新幹線に先行してトンネル出口から大きな音と衝撃が飛び出す「トンネルドン」対策が重要。2022/03/06

モモのすけ

8
今度新幹線N700に乗るときは頬ずりしたくなるかも。職人技がすごい。新幹線はこの人たちに支えられているのだ。2013/03/04

ぼのまり

5
学生の頃、夜中に片側3車線の道路で新幹線を搬送しているところに出くわしたことがある。あの迫力はなかなか忘れることができない。この本では最新のN700A新幹線の設計から製造、試験までの工程について、写真など豊富な資料とともに紹介している。あの車体は職人工の技術の結晶であることを改めて感じるとともに、「日本ってやっぱり凄いな」と自信を持てるものであることを再認識する。これを他国が真似するのは容易ではないだろう。2013/07/08

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