MF文庫<br> ひとり百物語―怪談実話集

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MF文庫
ひとり百物語―怪談実話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784840146203
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

内容説明

実体験を始め、家族・友人たちの体験談を、視える著者が蒐集し記した怖くて悲しくて優しい百の怪談実話集。

目次

オーブ
タバコ

人形と子犬
長い髪
怖くない体験
タカハシさん
猫のいる部屋
階段怪談
手押し車〔ほか〕

著者等紹介

立原透耶[タチハラトウヤ]
2月8日、大阪府で生まれ奈良県で育つ。1991年『夢売りのたまご』でコバルト読者大賞を受賞しデビュー。ライトノベルを中心に活躍する一方でホラー小説や漫画の原作も手がける。現在、某大学にて中国語などの教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

56
《購入》すっごく面白かった。ペットのお話が何話か出てくるんだけど、愛おしくて涙〜。この本に出会えて良かった。2015/08/22

みくろ

37
この方の本は初だったのですが、霊感はあるのに呼ぶだけ呼んで祓えないという、同じように霊感あり実話怪談を書いてらっしゃる方々とはちょっと違ったタイプの作家さんでわりと楽しめた。しかし読んでるこっちがヒヤヒヤするほど危なっかしい…!あと本来の性格なのでしょうが生死問わず何にでも感謝しすぎ…!そういう隙が結構あるような方なので悪いのが来ると本当にとことん痛めつけられるらしい…かわりに良い味方もたくさんいらっしゃるようですが。個人的には「手押し車」「レッカー車」「上半身」が怖い。ペットのお話はほっこりしますね。2015/11/02

p.ntsk

35
共読反映の為登録。“視える”立原透耶さんの実話怪談第1集。自身や家族や知人が体験した話を収録。実話怪談は著者や編者によって印象が様々。淡々と語られるものもあるが立原さんは霊感体質なので生々しい。障り系の話は怖かった。動物や父さんの話は慰められるし心温まるものもあった。こんなことあるんだろうかと思うかもしれないが、本人にすれば視えたり聞こえたり感じたりする(周りにもそういう人が多い)ので“あるものはある”という感覚なのだろう。 2017/09/21

HANA

25
著者の体験した実話怪談集。父親や愛犬との事や住んでいたマンションや実家に纏わる事等、身近な話題が中心となっている。体験したことをダイレクトに書いているのだが、そこで語られる怪異はやっぱり主観の域を出ないと思う。これはどの実話怪談にも言えることだろうけど、体験者が直接書くという手法を取るとそれがより一層強く感じられるなあ。あ、内容は割と穏やかなものが多く、特に恐ろしいと感じるものはなかったです。むしろ安心するような話が多かったように感じた。2012/07/13

ミホ

18
視えるらしい作者の対応が、かなり場当たり的で、「そんなんでいいのか?」と心配になる。怪異が日常茶飯事になると、そんなものなのかも?2015/09/09

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