内容説明
一生忘れることのない思い出を、子供に贈りたい！物語は夏の一日。ベッキーの１０歳のおたんじょうびの日。そしてこれは、ターシャ・テューダー家の実話―。
著者等紹介
テューダー，ターシャ［テューダー，ターシャ］ ［Ｔｕｄｏｒ，Ｔａｓｈａ］
１９１５年、アメリカ、ボストンに生まれる。９０冊もの絵本や挿絵を手がけている人気絵本作家、画家。バーモント州の山奥に１８世紀風の農家を建てて、生活のほとんどを手作りしてきた。その質素で優雅なライフスタイルが、日本でも大変な反響を呼んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
7
美しい。素敵。2018/01/31
mmaki
4
なんて素敵な誕生日のお祝いなんだろう。こういうのを読むと、田舎で動物や自然に囲まれながら子供をのびのびと育てる環境に少しだけ憧れる。「大草原の小さな家シリーズ」シリーズファンの私にはとても楽しい絵本。でも幼稚園児に読聞かせるにはちょっと早かったかな…。娘は飽きずに楽しそうに聞いていたけれど。2016/04/12
遠い日
3
１０歳の誕生日。ベッキーの喜びにあふれた一日があますところなく描かれる。誰もが1年に１日だけ持つ、特別な日。みんなに祝福され、喜びにみたされてすごす日。「魔法のようにすてきな１０歳のおたんじょうびのこと、一生わすれないわ」と、ベッキーはおかあさんに言う。こんなふうに全力で愛されて育った子どもは、それを生きる力にできるのだろうなと強く感じた。愛された記憶が子どもの支えになることは間違いない。自分のことをちゃんと見つめてくれ、受けとめてくれる人がいると知るから。2007/10/10
Ryo
3
図書館にてターシャ・テューダは作品より先に名前と庭の事ばかり耳に入ってきていたので作品は初めて読んだ。10歳のお誕生日を迎えたベッキーの長い１日のお話。誕生日なのにサプイライズを用意しているベッキーもおしゃまで利発な女の子という感じでとても良い。男兄弟の荒っぽいお祝いも嫌な人はいるかもだけど男兄弟がいる身としては納得w普通に田舎の誕生日なのだけど早く寝させるとかでなく夜のピクニックに行ったり川からケーキが流れてきたりと演出も秀逸。これは大人でも感動して忘れられない誕生日になりそうです。巻末の補足を→続2012/03/17
ぬ
2
10歳の誕生日を迎えたベッキーの思い出に残る誕生日パーティー。 いやはや、素敵な話でした…特に誕生日を迎えた子供が母親に花束を送ったり、光の船隊に乗せられたバースデーケーキなんかが素敵。2009/06/18
