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永世竜王への軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784839932367
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

羽生善治名人との最終局はまさに「百年に一度の大勝負」。その時3連敗から4連勝の奇跡が起きた。永世竜王誕生。

目次

第1部 自戦記編(憧れの棋士に嬉しい初勝利―第17期竜王戦決勝トーナメント 対谷川浩司王位・棋王戦(H16年7月22日)
新手が実り竜王奪取―第17期竜王戦七番勝負第7局 対森内俊之竜王戦(H16年12月27、28日)
初採用の一手損角換わり―第18期竜王戦七番勝負第1局 対木村一基七段戦(H17年10月25、26日)
4連勝で最年少九段に―第18期竜王戦七番勝負第4局 対木村一基七段戦(H17年11月29、30日)
土俵際で後手7九角が炸裂―第19期竜王戦七番勝負第3局 対佐藤康光棋聖戦(H18年11月14、15日) ほか)
第2部 棋譜解説編(幸先の良いスタート―対土佐浩司七段戦(H16年1月8日)
同世代対決を制す―対阿久津主税四段戦(H16年2月20日)
ゴキゲン中飛車の超急戦―対橋本崇載四段戦(H16年4月17日)
矢倉穴熊を攻略―対平藤眞吾六段戦(H16年5月18日)
ランキング戦決戦―対塚田泰明九段戦(H16年6月23日) ほか)

著者等紹介

渡辺明[ワタナベアキラ]
1984年4月23日東京都葛飾区生まれ。1994年6級で所司和晴七段門。2000年4月1日四段(史上4人目の中学生棋士)。2005年11月30日九段(史上最年少)。2003年第51期王座戦で羽生王座に挑戦。2004年第17期竜王戦で森内竜王を破り初タイトル獲得。2008年第21期竜王戦で羽生名人を降し、初代永世竜王の資格を得る。タイトル戦登場7回、棋戦優勝4回。将棋大賞は、優秀棋士賞、最多勝利賞、名局賞など計7回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キタガワ

9
棋譜並べのために購入したが、単純に読み物としても大変おもしろかった。渡辺三冠の言い回しは分かりやすくて面白い。2019/12/25

glaciers courtesy

3
この本を読むと2年前の渡辺が3連敗から4連勝して竜王の称号を史上初で獲得した第21期竜王戦での羽生渡辺の死闘が甦る。その余韻でこの本を購入したのだけど、読了に2年もかかってしまった。その後、渡辺は翌年の竜王戦では森内をストレートで下し、羽生は王将は久保に奪われたものの、その他の棋戦では圧倒的な強さで防衛を果たして来た。そして今日も第23期竜王戦で渡辺と羽生の死闘が繰り広げられている。その図抜けた存在のうちの一人の渡辺が語る勝負師の内面の物語はこれまでの戦術論中心の自戦記とは違った面白さがある。2010/12/15

katakuli365

2
将棋を再開してまだ数ヶ月程なので、渡辺竜王はNHKで一度観た位。アマゾンでの辛口デビューで絶賛されてて読む前から凄く興味持ちました。竜王が対戦前に新手を用意してて出す側は研究十分、相手は想定してない、その駆け引きの内容が面白い。対戦後にボーリングやカラオケ、観光とかのエピソードも日記風に書かれていて緊張と緩和で楽しめす。棋譜は将棋盤に実際並べて読んで行くと解りやすい綺麗な手が多いの印象。それだけ鋭い寄せなのかな?2013/02/23

あきなお

1
「魔太郎」こと渡辺竜王の自戦記集。将棋のことは分からないけど面白かった。将棋に詳しければもっと面白いんだろうなあ。それにしてもケーキが大好きなんだなあ。2010/03/17

かめかめ

1
昨年の12月、ほほえみの宿・滝の湯(天童)で百年に一度の大勝負が行われた。勝った渡辺は将棋界初の3連敗からの4連勝で永世竜王となった。その竜王戦での棋譜を、渡辺自身が自分で解説した自戦記。心の動きが素直に書かれていて好感がもてる。2009/09/17

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