内容説明
携帯電話からのインターネット利用者数は、2005年にPCからの利用者数を上回り、携帯電話向けの有料コンテンツ市場も1兆円に迫る規模となった。にもかかわらず、携帯サイトの話題で挙がってくるのは、「出会い系」「ネットいじめ」といったネガティブなものが多く、携帯電話のネットの世界やその利用者の姿が正確に伝わっているとは言い難い。本書では、「もう1つのネット文化」というべき携帯サイトの姿とその現状、そしてデバイスの違いによって生まれたネットユーザーの世代格差について解説する。
目次
第1章 インターネットに存在する「2つの世界」(注目される「ケータイ世代」の存在;携帯サイトで「電車男」は生まれなかった? ほか)
第2章 PCからは得られない「携帯サイト文化」(PCとは大きく異なるケータイ世代の情報発信;ブログやメルマガも取り込む「ホームページ」 ほか)
第3章 ケータイ世代の「コミュニティ・スタイル」(単なる自己紹介ではない「プロフ」;昔からあるサービスが突然ブレイク!? ほか)
第4章 インターネットの「世代間格差」(「PC世代」の誕生;「ケータイ世代」の誕生 ほか)
第5章 「ケータイ世代」がネット文化を席巻する日(進む「ケータイ優位」のネット社会;携帯電話はPC世代も取り込みつつある ほか)
著者等紹介
佐野正弘[サノマサヒロ]
Webやゲーム、携帯コンテンツなどの開発を手がけるデジタルコンテンツ・エンジニアだが、最近は携帯/モバイルに関連した執筆・コンサルティングを活動の中心としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさゆき
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それいゆ
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