内容説明
あっけないほどストレートな告知から、手術、乳房再建までの激動の１年間。病院、治療方針、再建法…。次々に迫る選択肢に迷い、悩みながらも持ち前の情報収集力で、「前よりキレイなおっぱい」をつくった、転んでもただでは起きない「治療と再建」奮闘コミックエッセイ。
目次
第１章 がんの治療！（市の検診のマンモグラフィで発見；がんと告知される。が～ん；どこの病院がいいの？；針生検の結果、浸潤がんと言われる；国立がん研究センターへ ほか）
第２章 おっぱいをつくる！（患者会へ行ってみた；脂肪由来幹細胞移植術を知る；私の誕生日、夫と和解する；患者会に行って再建法に悩む；ナグモクリニックに初めて受診 ほか）
著者等紹介
田中ひろみ［タナカヒロミ］
イラストレーター＆文筆家。大阪府出身。看護師として大学病院に勤務。退職後、セツ・モードセミナーを卒業しイラストレーターになる。恋愛、歴史、仏像、神社、ダジャレなど幅広いテーマで書籍を執筆。他に奈良市観光大使、丸の内はんにゃ会（女子の仏教サークル）代表、よみうりカルチャー「江戸『それホント？』めぐり」講師などとしても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ybhkr
1
内田さんもそうだけど、家族がいる人が前提の乳ガンの本て、資産なしの天涯孤独の身には手術してまで生きる意味がないなあ…としか思えない。家族がいてもこんなに大変なのに、なにもかもひとりの人間がこんな状態になってマトモに生きていけるわけがないよなあ…と。仕事やなんやでもホルモン治療で倒れた身にはむずかしいし、抗がん剤的治療には保険が効かないとかますます死ぬしかないなー…。守るべきものや人があるひとにはすごくためになる提案のひとつだとは思うけど、天涯孤独の身には、乳ガン＝生きていく自信なし、になる。2015/10/03
りりあん
0
イラストはあんまり上手でないのと、途中の漫画は文章と同じ内容が繰り返されるので、文章だけでもよかったような気がする。乳ガンだけでもハードなのに、その後、おっぱいをどうするか考えるというのは、読んでいるだけで疲れてしまうほど。南雲先生はゴボウ茶だけの人ではないのですね。もしものときの選択肢には、ナグモクリニックをいれておこう。2016/10/13
えがお
0
ﾌﾞﾗﾋﾟ奥さんが予防切除再建したﾆｭｰｽで取り上げられていて図書館ﾘｸｴｽﾄ☆なんと元ﾅｰｽのｲﾗｽﾄﾚｰﾀｰさん。乳がんｷｯｶｹに年齢でやや垂れてきていた健側とｼﾘｺﾝ入れる患側とのﾊﾞﾗﾝｽ、今後がんに怯えるﾘｽｸ考え健側も予防切除してｼﾘｺﾝ豊胸。術前、健側にﾒｽを入れる事思い悩む姿に、外科経験した看護師でもそう思うのかと意外に感じた。再建はｺﾞﾎﾞｳ茶で有名なﾅｸﾞﾓ先生(笑)。すっかりｱﾝﾁｴｲｼﾞﾝｸﾞで有名だけど、腕のいい乳房外科医だったんだなという一面にも気づかされた(笑)。2013/06/16
さかな
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図書館で手に取る。とにかく前向きだ、と思う。また、さまざまな葛藤がかかれていてなるほどと思った。この病気ではなくても、こうやって積極的に情報を集めていく姿勢がとても大切だと感じた。2012/07/07
