内容説明
心がすり減るまで「がんばる」のはやめなさい!ムリ・ムダな「こだわり」は捨てなさい!見込みがないことにはさっさと見切りをつける。次に進む。別の道を行く。「こだわり過ぎ、がんばり過ぎ」で苦しむあなたを救うのは、「あきらめる」という勇気と決断。
目次
第1章 あきらめが悪いために苦しむ人々
第2章 あきらめとは何か
第3章 あきらめのプログラムの誤作動
第4章 幸せと夢とあきらめ
第5章 「途中で止められない」誤作動
第6章 「決められない」誤作動
第7章 「満足しない」誤作動
第8章 「忘れられない、受け入れられない」誤作動
第9章 あきらめを上手にするコツ
第10章 あきらめの問題はケースバイケース
著者等紹介
下園壮太[シモゾノソウタ]
心理療法カウンセラー。1959年、鹿児島県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。国内留学制度により、筑波大学で心理学を研修。陸自初の「心理幹部」として多くのカウンセリングを手がける。陸上自衛隊衛生学校で、メンタルヘルス教官として衛生科隊員(医師・看護師等)にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどを教育
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
54
【あきらめるをあきらめる】 著者はとても真面目な方だと思います。相談者も真面目な方ばかりなのでしょう。『あきらめきれないあなたには、あなたのポジションがある』 最後に書いてありました。 ”トマトもメロンもそれぞれに自分のいのちを百点満点にいきているんだよ みつを”2015/01/09
水彩
3
【個人的読本 うつシリーズ】とてもわかりやすく、納得がいった。うつは、感情のプログラムの誤作動。あきらめのプログラムは、生命エネルギー保存の法則のための、エネルギー節約プログラムである、と。「自分の頭の中の作業」「自分の口を使った作業」「自分の行動を決める作業」「自分の思考環境を変える作業」を行う。これも認知行動療法なのだろうけど、著者なりのカウンセリングの経歴から、実践的になったもの。2015/10/30
タペンス
2
「あきらめ」は人生の極意。人に劣っても生きていける。ただし一つのあきらめを全体のあきらめにしない。そうすると、不必要に自信を失って結果的にその人の前にある可能性を無駄にしてしまうから。いったんレースから離れて自分のエネルギーを回復させるという「あきらめ」は大事。いい本を読みました。今後の生き方の参考になると思います。2021/07/10
ゆとり
0
自分に合う、達成可能な目標を選ぶことが、現代の幸せの秘訣となるだろう。p1062013/12/25
クニクニ
0
おもしろくないので途中でやめた。2013/02/27