内容説明
日本には、こんなにたくさんの個性豊かな美術館がある。3年かけて全国を巡り、小さな個人美術館を45館訪ねました。日常の時間を離れて、旅先で出会う作品や作家には、別の顔が見えてきます。
目次
三岸好太郎美術館(北海道札幌市)―虚無ヨリ生活ヲ始メタ
マリー・ローランサン美術館(長野県茅野市)―たくさんの愛とたくさんの孤独
夢二郷土美術館(岡山県岡山市)―ふるさとについて
ベルナール・ビュフェ美術館(静岡県駿東郡)―実存主義という時代
石橋美術館(福岡県久留米市)―モダン・アートの青春
池田二十世紀美術館(静岡県伊東市)―「現代美術」という時代
小磯記念美術館(兵庫県神戸市)―女たちの謎めいた静けさ
盛岡橋本美術館(岩手県盛岡市)―芸術と生活の空間
菱川師宣記念館(千葉県安房郡)―複製芸術時代の始まり
信濃デッサン館(長野県上田市)―埋もれていた紙片の世界〔ほか〕