内容説明
さまざまな生き物をキーワードにして次々あふれ出す抱腹絶倒46編。そのうえイラストはオールカラー。エッセイ最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
47
さくらももこが飼ったことのある生き物についての逸話を集めたエッセイ集。小さい頃って気軽に虫や小動物を飼っては死なせちゃったりしたよね。あーわかるwって事柄をこんな面白い文章にできるってすごいな。▽文章を書くのが上手な人は、物事を細かく観察している人だといわれる。死なせてしまった小さな生き物の事を忘れることなく、いつまでも大切に思っているからこそのさくらさんなのかなと思った。2018/08/30
2組
16
小さい子から大人まで楽しめる一冊!でもちょっと残虐なシーン?もあるから中学生くらいから向けかなぁ。さくらさん生き物すごい飼ってるしすぐ飽きてる(笑)まさにちびまる子ちゃんで微笑ましかった。私の両親と同じくらいの歳なのショッキングピンクという色を知ってる事に都会を感じた。両親に同じ色をみせたら「えらい濃いピンク」が関の山だ。そして全然関係ないけど私はミニブタを飼いたい。2018/12/03
ヘンリーメル
10
【イースター読書会】子供の頃に捕まえて遊んだり、飼育してたなあ…と懐かしく思ういきものがイラスト付きでさらっと読める。人気がないぱっとしない虫にまでスポットを当ててちゃんと観察して真面目に語るさくらももこが流石だなあと思う。ホタルが見れる所、確かになくなってるよなあ…と寂しく思ったり、カメムシの話がバカらしくて笑ったりと退屈しない一冊だった。2022/04/07
伊瀬有佐
10
【図書館借本】誰もが一度は飼ったことのある生き物から、飼うことはあまりなさそうな生き物まで。これほど多くの種類の生き物と触れ合うことが出来るのは凄いと思う(もちろん、この本に出てくる全ての生き物を飼ったことがあるわけではない)。エッセイと言うよりは、観察日記のようなもの。2011/06/10
第四純愛丸(純暴)
9
さくらももこさんのいきものに関するエッセイ集。かわいい動物や鳥、魚からショウジョウバエみたいな虫まで様々ないきものがさくらももこさんの独特の視点で書かれています。各章が短くてテンポ良くて読みやすいし、笑えます。本文が素晴らしいのはもちろん、カラーの挿絵も素敵でした。2017/02/04