内容説明
映画516本〈好き〉だの〈嫌い〉、〈いい〉だの〈悪い〉、〈ソン〉だの〈トク〉だのを勝手気ままに走り書き。
目次
黒沢・伊丹の両作品にノレず暗澹たる気持
山本政志監督の関西ノリにとまどう
『恋のゆくえ』の辛いラブストーリーが好き
ファンだからこそ、厳しくなってしまう。フェリーニの『ボイス・オブ・ムーン』
ジャック・ニコルソンと別れてからのアンジェリカの演技に感動してしまう
ヨーロッパのTV批判と広告批判って、素朴で公式的すぎるんじゃないかなぁ
『ターミネーター2』のアメリカ的乱暴美学にワクワクする
ベイシンガーとボールドウィンの持つ美しい軽薄さがハリウッド的で好き
ヨーロッパ映画を見ていつも思うのは、子どもの演技が自然でイヤミがないことだ
赤井英和の演技を見て、運動神経は芸能神経に通じているのだと思った
リバー・フェニックス鮮烈のデビュー、『スタンド・バイ・ミー』に思わずホロリ
『ブルー・ベルベット』は〈お笑い〉と〈恐怖〉がみごとに合体した傑作だ
T・ラッセルのふくらはぎとD・ウィンガーの肩が火花を散らす『ブラック・ウィドー』
『眺めのいい部屋』のダニエル・デイ・ルイスは、並の踊り手よりも身のこなしが優雅で美しい〔ほか〕