風をみた人―かつおきんやと読む新美南吉

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風をみた人―かつおきんやと読む新美南吉

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784838307005
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0037

内容説明

この世の美しきものを、傷つき傷つきながら追い求め、描きとどめたさまざまな愛とこころのかたち。

目次

最後の胡弓ひき―「やだきゃ、やめとけよ」
うた時計―廉という字
ガア子の卒業祝賀会―「どうもありがとォーう」
はな―八重ざくら
牛をつないだ椿の木―井戸を掘った人
花のき村と盗人たち―桃源郷
小さい太郎の悲しみ―思いこみ
かごかき―「しーっ」
張紅倫―えらい人
いぼ―「どかーん」
のら犬―鐘の音
百姓の足・坊さんの足―花菖蒲咲く道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

okimine_yuiki

1
井戸新さんが実在の人物で、しかも1976年秋にお会いできた時のエピソードがインパクトあった。牛を繋いだ椿の木に出てくる人だ。南吉さんは(日記はともかくとして)私小説やモデル問題が出てくる童話は書いていないけど、故郷の様々な人や事柄を題材にしていたのだろうか。南吉さんの童話を一通り読んでいる人向けの内容だ。タイトル通り著者と共に作品を読んでいくイメージ。「小さい太郎の悲しみ(かぶと虫)」と「いぼ」って1週間しか制作時期に差がないの!?しかも明るく終わる「いぼ」の方が後なのか。少年の年齢が違うので、高学年の子2021/07/27

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