内容説明
「花の都」―平安京の時代からそう称えられる京都。春、桜咲く古都のながめはまさにその名にふさわしい。3月の下旬から約1カ月、洛中洛外は桜に彩られ、一年で最も華やぐ季節となる。写真家・水野克比古がとらえた京都の桜風景の数々を収録した美しい一冊。
目次
洛中(東寺;六孫王神社 ほか)
洛西(龍安寺;仁和寺 ほか)
洛北(西明寺;宗蓮寺 ほか)
洛東(長徳寺;宗忠神社 ほか)
洛南(宝塔寺;瑞光寺(元政庵) ほか)
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影を続ける。2000年、西陣の地に町家を修復し水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして一般公開(要予約)している。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽子
14
京都は修学旅行以来、行ったことがない。この写真集はコンパクトながら桜を遠景にして一枚の絵を眺めるような美しい風景が満載されている。近影は多くはないが、途中のページにはたくさんの桜の種類が図鑑のように紹介されていて、一言で「桜」とは言っても実に様々な色合いと花の種類があるものだ、と楽しく眺めた。 枝ぶり咲き誇りぶりもさすがに雅な感じがした。何百年もその地に立っているかもしれない桜の木はきっと時代の様々な移り変わりを静かに見ているのかもしれないなあ、と思った。2019/04/10
雨巫女。@新潮部
7
《私‐図書館》新婚旅行で京都に行きました。熊本でみる桜より、ピンク色濃いんだなあ。写真集見て再確認やはり、ピンク色濃いんだなあ。又行きたいなあ。今度は、妹誘おうかな。2013/05/25
くまこ
1
タイトルどおり、京都×桜の本。京都が花の都と言われる理由も記載あり。机上の小旅行ができます。2021/05/13
hiro6636
1
いつか行きたい春の京都2021/04/18
えんどう
0
とても綺麗な写真集。桜は青空との組み合わせが好きなのですが、和風の建物と一緒に写る姿も格別でした。京都も好きなので、お花見に行ってみたいなあ。2014/08/13