内容説明
平安建都以来歌に詠まれ、語り継がれた花たちは洛中、洛外のそこかしこに今も咲き続けている。早春の東山から、初夏の大原野から、そして秋の嵯峨野からも、次々と届く花の便り。
目次
染井吉野桜(金戒光明寺)
枝垂桜(妙覚寺)
三葉躑躅(嵯峨野)
木瓜(百萬遍知恩寺)
蓮華草(嵯峨野)
石楠花(三千院)
藤(城南宮)
山吹(松尾大社)
霧島躑躅(曼殊院)
霧島躑躅(大心院)〔ほか〕
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年京都市上京区に生まれる。1964年同志社大学文学部卒業。1967年東京綜合写真専門学校研究科卒業。1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影に取り組む。2000年西陣「千両ガ辻」の地に江戸時代後期建築と伝わる町家を修復、水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして公開している。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員
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