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内容説明
人間心理というのは不思議なもので、同じ敬語でしゃべっても「堅苦しいヤツだな」と思われることもあれば「丁寧で、実に感じの好い人だ」と評価がグッと上がることもある。また、いかに人間嫌いの人でも、自分の知っていること・自分の専門分野について質問されると、こちらがアッと思うくらい、愛想よく話してくれるものである。「生き方のうまい人」「人づきあいの上手な人」というのは、そのあたりの微妙なコツを知っている。どんな相手にも応用可能―人生に「自信」がつく本。
目次
第1章 どんな人にとっても「気くばり」は成功人生に絶対欠かせない!
第2章 相手の気持ちに一歩踏み込む茂太流「人間観察法」
第3章 この「頭の微妙な使い方」がいい仕事をするキメ手だ!
第4章 ほめ上手、叱り上手…人の心をつかむこの「切り札」
第5章 「相手次第」で使い分ける会話術・気くばり術
第6章 こんな「機転」が状況を大きく好転させる!
第7章 相手の心をがっちりつかみ、信頼される「人間関係」を維持する法
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
東京生まれ。慶応義塾大学医学部にて精神医学を専攻。医学博士。現在、斎藤病院名誉院長のほか日本精神病院協会名誉会長、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長など、いくつもの顔をもつ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
5
モタ先生講ずる気配り学の講義本です。思ったのは、気配りってテクニックじゃないんですよね。「どれだけ相手を尊重できるか」という、気持ちの問題なんだなぁ、と、あらためて実感。気配りするためには相手をよく見ないといけなくて、そのうえで「いかに相手に気持ちよくなっていただくか」、そこに注力するのが大切なんですね!今まで、論語の「巧言令色鮮し仁」を誤って理解していたため、そういうものを「ゴマすり!」と毛嫌いしてきましたが、それでは不快感を量産しているようなものです。これからは、人として自然な接し方をしたいです。2015/11/27
芸術家くーまん843
3
「気くばりができる人できない人」斎藤 茂太世の中には、人脈の広い人、人間関係の達人がいます。どうしてこの人の周りには人が集まってくるのだろうか。「人間関係」とはいったいなんなのか?この本では、「ちょっとした一言」や行動で、「好意を示す」ことで、達人に近づくことを目指します。・相手の「自慢したいもの」を感知したら、すかさずほめろ(p126)基本的にその人といて、 悪い気分にさせないのが基本です。そのためには相手を知ること。気づかれないように褒めること。相手の性格に合わせること。できれば、相手が一緒にいて楽し2013/05/01
芸術家くーまん843
2
「気くばりができる人できない人」斎藤 茂太、三笠書房世の中には、人脈の広い人、人間関係の達人がいます。どうしてこの人の周りには人が集まってくるのだろうか。「人間関係」とはいったいなんなのか?この本では、「ちょっとした一言」や行動で「好意を示す」ことで、達人に近づくことを目指します。・相手の「自慢したいもの」を感知したら、すかさずほめろ(p126)基本的にその人といて、 悪い気分にさせないのが基本です。そのためには相手を知ること。気づかれないように褒めると。相手の性格に合わせること。できれば、相手が一緒にい2013/04/18
Azusa_F
0
それが出来れば苦労はしないんだよ!と思いながらも、モタ先生の本は語り口が軽妙でわかりやすいからついつい手が伸びてしまう。そういう思考法が出来ないから今の自分はこうなんだけどなあ。少しでも改善できればいいのだけど、多分ポカやっちゃう時はいっぱいいっぱいでどうしようもなくなってるのよね(嘆息)2011/08/26