井上一樹自伝「鳴呼、野球人生紙一重」

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835639314
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

エースでも、4番バッターでもなければ名球会入りもしていない。そのキャリアは野球を続けられるのか、続けられないのかまさに紙一重の局面の連続だった。しかし、彼が20年間球団に在籍し、多くの中日ドラゴンズファンに愛され、引退試合を開催されるまでに至ったのは紛れもない事実である。天才打者でもないスーパースターでもない彼はいかにしてファンに愛される存在となったのか。天才たちの成功譚とは全く違った視点で野球人生を描く、井上一樹初の著作。

目次

第1章 野球をしている実感すらない、未来の見えない日々 1989‐1993
第2章 訪れた転機 野球ができるだけでうれしかった 1994‐1998
第3章 歓喜の1999年 レギュラーとしてリーグ優勝 1999
第4章 私の原点、井上一樹を作った環境 1971‐1989
第5章 再び訪れた暗黒期、そして復活 2000‐2004
第6章 変わりゆくチームと立場。そして引退 2005‐2009
第7章 野球人生を支えてくれた方々
第8章 指導者になって学んだ事 2010‐2013

著者等紹介

井上一樹[イノウエカズキ]
1971年、鹿児島県霧島市生まれ。小学生時代からソフトボールを始め、鹿児島商業高校に進学し、1988年には甲子園出場。1989年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。1994年に投手から野手に転向。1999年には外野手レギュラーに定着しリーグ優勝に貢献する。その後も2004年、2006年のリーグ優勝、2007年の日本一などを経験。2006年からは2年間選手会長も務めた。2009年現役引退。引退後すぐに指導者に転身し、2011年は2軍監督としてファーム日本一。2012年から再び1軍打撃コーチを務めるも2013年退任。現在は解説者として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

森林・米・畑

14
東海地方では知名度もあり人気もある人。背番号99ピンキーの愛称で活躍。スターでも何でもない選手がいかにファンに愛されたか?野球技術だけでなくプラスアルファでプロの世界を生き延びてきた経験談。現在は名古屋を離れ、阪神ヘッドコーチ。指導者として新しいステージを受け入れ活躍してます。2021/12/06

パペイ

1
何気なく図書館で手に取った本ですが、おもしろかったです。スター選手ではないのですが、中日一筋20年。1軍と2軍を行ったり来たりしながらも、腐らずにその時々で目標を定める姿に共感を覚えました。特に、プロ生活の最終版、2軍の生活の中で、今の自分にできることをしっかり考え、行動している姿には心を打たれました。2023/07/22

渡辺 にゃん太郎

0
中日一筋の井上さんが本を出した数週間後に矢野監督が就任した阪神のコーチになるが、それを感じながら本のあとがきを読むと、井上さんは義理と人情の人なんだなあと心に沁みた。当時は誰も読んでないと思うけど、本に書いてあるような選手のモチベーションが高くなる野球ができれば2025年のドラゴンズはAクラスになるだろうし、2冊目の本も出ると思う。読書メーターの登録数が少ないけど、ドラファンはいないんですかね。私はちなねこですが。2024/12/28

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