内容説明
人の苦しみを知るということが言われることがある。しかし自分の苦しみは分かっても他人の苦しみを知ることはできない。あくまでも自らの記憶に基づいて推し量っているだけだ。人は努めても他の人の心に入り込むことはできないからだ。つまり自らを救うことができるのは自分しかいないということだ。しかし、昔から多くの人に当てはまる正しい教えがあるとされてきた。それが真理と呼ばれ尊ばれてきた。人間にとって真理とは何なのか。
目次
真理の言葉
若き日の選択
真理について
美しくないものを美しくする
理由のないものを理由づけする
細かくないものを細かくする
粗くないものを粗くする
世の中にないものを世の中に現わす
自分にないものを自分に現わす
六つの向きの科学的説明
人にないものを人に現す
常に意識すべきもう一人の人
誤った道
真の祈り
互いに愛し合いなさい
心の法
著者等紹介
久野善史［クノヨシフミ］
昭和４５年１１月３日、静岡県生まれ。幼い頃から神や仏に関心を持つ。平成元年３月、静岡県立沼津東高校卒業。平成６年から比叡山延暦寺で修練を積む。平成９年から地方新聞社に勤め現在に至る
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