出版社内容情報
かこさとしが贈る「こころの本」。
心身にハンデを持つ子への想いが込められた絵本です!!
本書は1985年に、かこ先生が全国心身障害児福祉財団からの依頼で描かれたもの。
先生は当時、心身にハンデをもつ子に対するおもいやりのない行いや、無関心の横行に心を痛めていたといいます。
子どもたちが、ハンデを抱えたお友だちを理解し、受け入れ、お互いに学びながら成長していけるように。そしてどんな人にも優しい社会になるように。そんな先生の強い想いが託された作品です。
子どもたちが大人になったとき、きっと心に残っている一冊になることでしょう。
※本書は、1985年・ポプラ刊『かわいいきいろのクジラちゃん』を再編集し、新装復刊するものです。
内容説明
心身にハンデをもつ子も、みんなと同じおともだち。かこさとしの「こころのほん」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
73
図書館で見つけて。かこさとしさんが全国心身障害児福祉財団からの依頼で作った絵本だそうだ。黄色いクジラのキイちゃんは体が黄色いというだけでいじめられてしまう。みんな違っていていいのに。世界の海は全部繋がっていて、そこをクジラは泳ぎ回っているということをあらためて知る。そうなんだ、皆んな繋がっている。分け隔てすることなんてないんだ。2022/04/30
yomineko@猫と共に生きる
58
体が黄色だからといじめられるクジラちゃん😢その上お母さんが捕鯨船に殺されてしまう😢この展開は酷い😨😨😨でもある日、明るい光が差し込み、全員の体が黄色く輝いた😊2023/11/03
どあら
19
図書館で借りて読了。かあさんクジラが海底に沈んでいく絵が悲しすぎる…😢2022/06/15
ヨシ
10
全国心身障害児福祉財団からの依頼で、かこさとしさんが作ったふれあい紙芝居が元になっている絵本。人権週間の読み聞かせに。みんな違ってみんないい♡2022/02/12
めぐ
9
読み聞かせ(2歳11ヶ月)クジラの絵本がいいという子のリクエストでチョイス。虐めに遭ったり母親が死んだりだいぶショッキング。表紙の雰囲気の割に内容がえぐい。捕鯨船をまだ教えてないのでいまいち状況が掴めていなさそうだったのでセーフか。2023/07/10