Fukkan.com<br> 私の洋風料理ノート―おそうざいからお菓子まで

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私の洋風料理ノート―おそうざいからお菓子まで

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  • サイズ B5判/ページ数 197p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784835441504
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C5077

内容説明

明治生まれの『元祖カリスマ主婦』による伝説のレシピ集。

目次

春の献立(ドイツ風キャベツ巻き;かつおの冷製玉ねぎソースかけ ほか)
夏の献立(そら豆のスープ;豚肉のゼリー寄せ ほか)
秋の献立(フローレンス風スープ;びっくり卵 ほか)
冬の献立(かきのポタージュ;ひらめとハムの巻き揚げ ほか)

著者等紹介

佐藤雅子[サトウマサコ]
明治42年、東京、小石川に生まれる。府立第二高等女学校卒業。昭和6年結婚。元人事院総裁故佐藤達夫氏夫人。生来の料理好きに加えて、日本料理の妙手であった母と嫁いでからのおしゅうとめさんの厳しいしつけのもとで、保存食をはじめとする料理を会得。昭和52年2月28日死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

9
よかった。明治生まれの人のレシピ本だというのに復刊され、古いはずなのに西洋慣れした数々のレシピ。焼き上がりの匂いを嗅ぎわけるためにあえて換気扇を回さないなんてのには、少々え!ながら、優雅につましく、家族を思い、努力を怠らず工夫して腕をふるう暮らしぶりは読んでも面白い。固まり肉を30分揚げたことはあるけれど、ここでは3時間揚げるレシピがあった。タピオカなんて私が食べたのは大人になってからだ。色々付箋でいっぱい。ソーセージとチーズのロースト、くるみのケーキを作った。ヴィネグレットソース類の塩はちょっと多い?2014/01/29

くさてる

8
もちろん私がこの本を読んだところでここで紹介されている料理を再現することは困難なわけですが(胸を張るな)、明治生まれの著者が語る洋風料理の趣の深さや添えられているエッセイの格調の高さがとても良くて、しっかりと読みこんでしまいました。2014/06/14

松本左都夫

3
まったく料理🍳しない、食生活はコンビニ🏪頼り…ですが、レトロ系のお料理本を読むのが大好きです(;^ω^)なんやかんやで、村井弦斎の「食道楽」から始まって、いろいろ買ってます。長年売れ続けるには、それだけの理由があります、お薦めします(*´∀`*)短いエッセイ風の文章と、料理からただようセレブ感(決して「上から目線」じゃないですよ、念のため)。こんな人がいはったんやなぁ…と感心。

tow

2
何がすごいって、娘の嫁入り道具、たんすとかを手作りしちゃうから。いえ、レシピ集ですよ。今のレシピ集はどれも似たり寄ったりだなって思うけど、だから、逆に新鮮。借りたご本なので、レシピを書き写してから返します(笑)2013/08/29

hrn

2
「隣の修道女に教わりました」「スコットランド人のお年寄りの奥様に娘がお習いしたものです」等、レシピの説明の中に鼻に付く文言が紛れ込んでいてうっとおしい、という意見もあるようだが、これはこれで当時(昭和40年代)のハイソマダムの空気が感じられて興味深いと思う。外国では容易に入手できる食材でも当時の日本では入手困難だっただろう。このレシピは日本で容易に入手できる食材に置き換えて外国人から習ったレシピをアレンジしていて作りやすく、味も日本人の舌になじみやすいものとなっている。カラー写真が少ないのが残念だが、昔の2011/06/01

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