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たくさんのふしぎ傑作集
カステラ、カステラ!

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  • サイズ B5判/ページ数 39p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834027839
  • NDC分類 K383
  • Cコード C8739

著者等紹介

明坂英二[アケサカエイジ]
神戸市生まれ(1931~2010)。早稲田大学仏文科中退。PR誌の編集に携わるうちに食べものの歴史や文化に興味をもち、本を書きはじめた

齋藤芽生[サイトウメオ]
画家。1973年生まれ。現在、東京藝術大学美術学部絵画科油画准教授。時代の波に忘れ去られて行く事象たちを、博物図譜のように精細な筆致で描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

124
絵が素敵です。ポルトガルの絵ってこんな感じよねと、よく知りもしないのに思っちゃいます。ポルトガルのパン・デ・ローから日本のカステラに変化していく様が面白く、その工夫に感心しました。リスボン育ちの海の男が長崎生まれの娘と恋をして家庭を持って、イースターの日に二人でパン・デ・ローを焼くお話が大好きです。甘くて、ふんわり、しっとりしたカステラがいただけるのも、昔の人達のいろんな苦労と工夫のおかげです。感謝です。2018/11/15

ままこ

85
海の民ポルトガル人から伝わったカステラ。「パン・デ・ロー」長い歴史とそれにまつわる話も楽しめた絵本。絵も美しい。江戸時代のカステラ職人が妙に男前(笑)オーブンがなかった時代に試行錯誤の末発明したカステラ鍋。「カステラのようなもの」から日本独自の「カステラ」へと進化していく。今でも長崎の古くからあるカステラ屋さんに当時のカステラ鍋が片隅に眠ってる。ザラメ糖がのったしっとりふんわりカステラ食べたくなった。2018/11/03

☆よいこ

70
ポルトガルのお菓子、パン・デ・ロー。カスティーリャ王国のパン、カスティーリャがカステラになったのか?タマゴの白身を泡立てるときに「お城(カステロ)のように高くなれ」のカステロがカステラになったのか?オーブンのない日本で発明されたカステラ鍋について。カステラの歴史に思いをはせながら…カステラ食べたい!▽絵がおしゃれ。2019/06/13

よこたん

44
“表面は、しっとりとした焦げ茶色。そして、中味は黄色い卵色。ちょっと、ほんわか。ちょっと、どっしり。原料は、小麦粉と卵と砂糖だ。” 遠い昔、遙かな海の向こうからやって来たお菓子が、日本のカステラとなるまでの物語。材料と道具と食習慣の違いが行く手を阻むなか、人々はやっぱり美味しいものを食べたくて、工夫を重ねて、頑張った。昔の人よ、ありがとうと感謝する。体調を崩した時、桃の缶詰とカステラでしのいだ幼少期を忘れないよ。今はもちろん、美味しいから食べるけど。そして、描かれている人が、みんな美形でカッコいい(笑)2019/05/02

かおりんご

34
絵本。読みともさんの感想で気になって借りました。カステラだけじゃなくて、長崎との関わりもわかり、長崎マニアとしては嬉しいです。カステラは正直苦手だけれど、読むと食べたくなりますね。4年生くらいからなら一人読みできるかな?2017/05/01

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