著者等紹介
明坂英二[アケサカエイジ]
神戸市生まれ(1931~2010)。早稲田大学仏文科中退。PR誌の編集に携わるうちに食べものの歴史や文化に興味をもち、本を書きはじめた
齋藤芽生[サイトウメオ]
画家。1973年生まれ。現在、東京藝術大学美術学部絵画科油画准教授。時代の波に忘れ去られて行く事象たちを、博物図譜のように精細な筆致で描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
126
絵が素敵です。ポルトガルの絵ってこんな感じよねと、よく知りもしないのに思っちゃいます。ポルトガルのパン・デ・ローから日本のカステラに変化していく様が面白く、その工夫に感心しました。リスボン育ちの海の男が長崎生まれの娘と恋をして家庭を持って、イースターの日に二人でパン・デ・ローを焼くお話が大好きです。甘くて、ふんわり、しっとりしたカステラがいただけるのも、昔の人達のいろんな苦労と工夫のおかげです。感謝です。2018/11/15
ままこ
87
海の民ポルトガル人から伝わったカステラ。「パン・デ・ロー」長い歴史とそれにまつわる話も楽しめた絵本。絵も美しい。江戸時代のカステラ職人が妙に男前(笑)オーブンがなかった時代に試行錯誤の末発明したカステラ鍋。「カステラのようなもの」から日本独自の「カステラ」へと進化していく。今でも長崎の古くからあるカステラ屋さんに当時のカステラ鍋が片隅に眠ってる。ザラメ糖がのったしっとりふんわりカステラ食べたくなった。2018/11/03
Aya Murakami
74
図書館本。 長崎にカステラ(パン・デ・ロー)がやってきた。カステラの語源はどうやら地名のようです(ポルトガルの土地勘ゼロの私)。過酷な船旅でやっと見つけた九州の山並み。やっぱり最初に飛び込んできた山は雲仙だったのでしょうか?(NHKBS百低山の聞きかじり) そして昔の日本は肉だけでなく卵もアウトだったのですね。そんな卵をふんだんに使った贅沢カステラ!長崎行きたくなりますね。2024/08/12
☆よいこ
73
ポルトガルのお菓子、パン・デ・ロー。カスティーリャ王国のパン、カスティーリャがカステラになったのか?タマゴの白身を泡立てるときに「お城(カステロ)のように高くなれ」のカステロがカステラになったのか?オーブンのない日本で発明されたカステラ鍋について。カステラの歴史に思いをはせながら…カステラ食べたい!▽絵がおしゃれ。2019/06/13
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
56
何度でも読みたい絵本。絵本だけど大人向きなのか解説がとても詳しい。カスティリャ王国(昔のポルトガル)で食されたあまりにも甘くておいしい魅惑のお菓子、カステラ✨✨✨今はすっかり日本に定着していますよね😊トンスラの頭がまぶしい!!!宣教師たち✨✨✨2025/10/25
-
- 電子書籍
- 策士な女装王子は男装令嬢とのいちゃラブ…
-
- 電子書籍
- 転生貴族の異世界冒険録~カインのやりす…
-
- 電子書籍
- 悪女ヒロインに転生~美男子も権力もお手…
-
- 電子書籍
- Fielder vol.71 Fiel…
-
- 電子書籍
- 始まりはミステリー【分冊】 10巻 ハ…




