タンタンの冒険
タンタン ソビエトへ (ペーパーバック版)

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  • サイズ B5判/ページ数 141p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834025378
  • NDC分類 K726
  • Cコード C8779

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なおなお

4
今までハードカバーので読んでいたが、図書館でこれだけペーパー仕様のを借りた。やはりハードカバーの方が大きくていいかな。 このタンタンの冒険が初めてのタンタンの作品だそうだ。まだしっかりと取材してなかった作品なので、作者のエルジェにとって納得のいかない作品らしい。でも物語はスリリングで面白かった。スノーウィ、大活躍!2021/11/01

印度 洋一郎

3
「タンタン」の第一作だが、1920年代当時の西欧保守派の視点で、ソ連を恐るべき全体主義国家として描いており、それを気にした作者エルジェが封印しようとした幻の作品。銃を突きつけて賛成を強要する選挙、共産主義者の子にしか食べ物をあげない配給制度、そして富農(クラーク)からの食料徴発など、今でいう「おそろしや」描写が随所に。他の初期作品は、後にカラー化リニューアルされているので、20年代オリジナルのタンタンの絵柄を読めるのも貴重。メカの疾走感溢れる描写はこの時点で既に現れており、エルジェのメカフェチぶりも伺える2016/02/20

ぱや

1
時代もあってソ連が悪い感じに書かれている。それも作者は気にしていたと解説にあった。それはそれとして、このスピード感は楽しい。2015/10/10

1
タンタンシリーズ第1作目!白黒が時代を伺わせます。可愛いスノーウィーの口から出てくる結構辛辣なつっこみがお気に入りw 行動力+好奇心が合わさるととんでもない事になるんだなー…(遠い目)ラストでまだ首を突っ込むことをあきらめないタンタンに思わず「もうやめとけw」ってリアルにつっこんでしまいました。なんだろう単調な絵だけどぐいぐい引き込まれてしまうのは不思議だなぁ…次から次に何かが起こるからきっと飽きさせないんだろうねぇ。2013/08/16

わからん

1
タンタン シリーズの第一作。誕生したばかりのソビエト政権に対する偏見が随所に見られる。マンガの絵は稚拙であり、主人公の顔の表情もまるで能面を付けているかの如く無表情である。主人公のキャラクターも、これだけを見る限りでは、この本の主人公が後に大ヒットする人気者になるのだとは、誰が想像しえたであろうか。先のことは予想するのが難しい典型的な例である。2012/06/23

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