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シートン動物記
バナーテイル―ヒッコリーの森を育てるリスの物語

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784834021967
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

目次

1 ネコに育てられた子リス(やさしいお母さんネコ;ネコになった子リス;まっかな炎)
2 ひとりで生きるバナーテイル(ひとりぼっちの子リス;ふんわりした尾の毛 ほか)
3 森でくらすリスの家族(歌にこたえるこだまの声;シルバーグレイに求愛する ほか)
4 野生を育てるバナーテイル(キノコのわな;キノコの誘惑 ほか)
5 ヒッコリーの森を育てるバナーテイル(動物の所有権の考え;ヒッコリーの森を育てるリス;そして、いまも)

著者等紹介

シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860~1946。イギリスの港町サウス・シールズに生まれ、5歳のとき家族といっしょにカナダの開拓農場に移住する。シートンは、美しい大自然やそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の勉強をし、『眠れるオオカミ』はパリのサロンに出品し入賞している。カナダにもどり、「カランポーの王者ロボ」など動物物語をつぎつぎに発表する

今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年東京に生まれ、現在は都留文科大学地域交流センター特別非常勤講師。山梨と岩手の山林に小屋を建て、渓流をながめ、植物の手入れをしながら、森にくらす野ネズミ、リス、ムササビなどの小哺乳類の観察、研究を続けている。著書に『空中モグラあらわる』(岩波書店)、『シートン』(福音館書店/第52回小学館児童出版文化賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
アメリカに行くとどこでもピョンピョンしているハイイロリス。秋も終盤になると置いてあげたクルミを抱えてぐるぐるッとなめて、ササっと隠す姿がかわいかったなあ。そのあと何度も埋めた場所を確認しても、見つけられなかったっけ。このお話の猫はかわいいけれど、我が家の灰色の猫は春になるとひなや子ウサギ、子リスを捕まえてきました。そうそう、ある日背中が血まみれになって帰ってきて、アライグマか何かにやられたのかとおもったら、翌日マネシツグミが我が家をにらみつけていて、この子はそれから死ぬまで一度も鳥は襲いませんでした。2021/03/23

kazu_tea

5
生まれてすぐに人間に捕まりネコに育てられるが、住んでいた農場が火事になり森で1人で暮らし始めるハイイロリスのお話。バナーテイルが赤いキノコの中毒に苦しむ様子や、クロヘビとの戦いなど驚きと緊迫するシーンもあり読み応えがありました。そして、子供の頃に見たアニメのお話なので、とても懐かしい気持ちになりました。2015/05/30

道錬

0
動物と植物の関係や、捕まえる、捕まる関係など、本当に細かい観察によって分に表されている。2015/07/13

読書家さん#2EIzez

0
かわいいリスの物語🐿 2020/12/09

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